雨音を、聴きながら。 雨のアンソロジー だいわ文庫

阿川佐和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479321316
ISBN 10 : 4479321314
フォーマット
出版社
発行年月
2025年06月
日本
追加情報
:
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内容詳細

出かけるのが少しおっくうな今日は、雨音を聴きながら、じっくり言葉に浸っていたい。部屋から眺めるしとしと雨、出先で降り出した篠突く雨、物憂い日本の梅雨、彼の国の雨垂れ。そんな「雨」から始まる素敵なお話、おかしな思い出、不思議な物語、とめどない空想…。多彩な書き手たちによる46篇のエッセイ、小説、短歌、詩、マンガを集めた、雨の日が待ち遠しくなるアンソロジー。

目次 : 短歌三首(木下龍也)/ 存在のゆるし(永井玲衣)/ 旅先の雨(江國香織)/ 雨の日のお気に入り(甲斐みのり)/ 雨と言葉(石垣りん)/ 雨の日のスパムおにぎり(朝吹真理子)/ その場所はただの雨降りだった(燃え殻)/ 雨と洗濯(岸本佐知子)/ 桃に願いを(赤染晶子)/ 雨の日のトリュフ(鴻巣友季子)/ 巷に雨の降るごとく(辻邦生)/ ホリー先生(長濱ねる)/ 知った顔(向田邦子)/ 捨てた女(阿川佐和子)/ 大洪水の思い出(さくらももこ)/ 雨が降るって本当に不思議です。えっ?不思議じゃありませんか?(稲垣栄洋)/ 雨(俵万智)/ お餅はあまり好きではない(川上未映子)/ 雨のたもと(篠田桃紅)〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    エッセイ集かと思ったら・・エッセイ、短歌(枕草子(抄)もある)詩に小説、説明書のようなのもある雨をテーマの46篇。毎日少しずつ読んだ。降るの?降らないの?のジメジメした今、雷が鳴ったり、土砂降りの雨の中に飛び出したい衝動を抑えている。昔からそんな時があったなぁ私。雨音を聴きながら・・眠りたい。いや、眠っちゃうよね。線状降水帯とか豪雨災害で厄介な時はあるけれど、恵みの雨と言う時もある。大地にだけじゃなくて、パサついた心にも時折りは適度のお湿りが必要だ。

  • シナモン さん

    梅雨どきに読むのにいいかなと思って買ったけど、今年はほとんど雨が降らず🥲昔の方のが多くてちょっと苦労したけど、それでも雨の日の情景を思い浮かべながら楽しく読めて良かった☔️

  • 金吾 さん

    さまざまな作家が雨に起因して記した文章を集めています。嫌いな雨が少し待ち通しくなれました。

  • チヒロール さん

    梅雨時に特化したものなのかなと思ってたけど、春夏秋冬様々な季節の雨を題材にしたアンソロジー。写真家、文筆家、エッセイスト、小説家、作詞家等書き手はバラエティに富んでいて楽しめる。一つ一つ短いので、バスや電車に乗っている時に、サクッと読めて良かった。晴れた日に読んでも表現豊かな文章により雨の音が聞こえてくるような。いしわたり淳治さん「浮き浮きウォッチング」が特にお気に入り。巻末に収録作品一覧が載ってるのも嬉しい。

  • 遙 さん

    読み始めたら丁度雨が。雨の日は文章を読むのがグッと楽しくなります。現在も活躍中の方から、今や亡くなられている物書きさんまで、[雨]がテーマの作品が沢山収録されており、普段なら手に取らない作風も読めるのはお得です。 ああこれ好きかも、に出会わせてくれた一冊でした。 各話からはそれぞれの雨音、湿った土の香りや、濡れた緑の葉先を感じられた心地でした。 因みに我が家は雨の日になると、近所のキツネが夜にアオーンと鳴きだします・・・。それぞれの情景がある、雨の日。

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人物・団体紹介

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阿川佐和子

1953(昭和28)年、東京生れ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載され

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