平成・令和食ブーム総ざらい 何が食べたいの、日本人? インターナショナル新書

阿古真理

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797680591
ISBN 10 : 4797680598
フォーマット
発行年月
2020年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

ハイエンドからローエンドまで食への興味と情熱で身も心も満腹だった平成ニッポン。そして令和へ。日本人のグルメブームを総括。

1億総グルメへと突っ走った平成ニッポン、そして令和へ
バブル景気にも後押しされて、身も心も満腹状態を求めて突っ走った平成ニッポン。雑誌『Hanako』や『dancyu』が先導し、『ミシュラン・ガイド』が立ち上がれば一億総グルメ状態へ。
日本人は何を思い、何を食べたのか? 美味しい歴史と思い出を振りかえりつつ、分析。
そして令和。タピオカドリンク店に行列したのはなぜ? 人気の理由はプニュプニュの食感だけではなかった!? コロナウイルス感染でベーキングパウダーが品切れを起こした理由まで、グルメブームを総ざらい。
●「イタ飯」が教えてくれたティラミスの斬新さ
●マカロンでピークを迎えた平成のスイーツブーム
●じつは何度め? の韓国料理ブーム
●令和のタピオカ人気、お茶そのものの美味しさが立役者!?
●コロナ禍、ステイホーム家庭がお菓子作りの場に

【目次より】
第1章 情報化が進んだ30年
『Hanako』族の誕生/『dancyu』の成立/『料理の鉄人』革命/『夏子の酒』がもたらしたもの/「食べる通信」とは何か/レシピサイトの登場/『孤独のグルメ』の人気ぶり/「インスタ映え」が意味するものは?

第2章 グルメが定着していく時代
デパ地下ブーム/生春巻き大人気/2度の韓国料理ブーム/「チキンライス」で思い浮かべるのは?/スパイスカレーの誕生が意味するもの/ゴーヤーが注目された理由/空弁の登場/赤身肉に注目/
B級グルメの時代/なぜ唐揚げは愛されるのか?/どこの町にも大戸屋

第3章 スイーツ・パン・ドリンク
ティラミスブームとは?/マカロン好き/チョコミントはなぜブームになったのか?/ビーン・トゥ・バーの登場/再発見されるバウムクーヘン/アジアの中のかき氷/
高級食パンはなぜ人気なのか/スタバがある町/2度目のクラフトビール/緑茶ドリンクの成立/タピオカ大ブーム

第4章 時代を映す食文化
平成米騒動とは?/「フード左翼」とは誰か?/「英国一家」大人気/フードロス問題を考える/スローフードブームがもたらしたもの/コロナ禍とベイキング

第5章 家庭料理の世界
在来作物に光を当てる/子ども料理に注目/社会現象化した栗原はるみ/辰巳芳子が注目された理由/土鍋炊きご飯の人気/ル・クルーゼ好き世代/
時短ブームの背景/ミールキットの誕生/今始まったわけじゃないつくりおきブーム

【著者略歴】
阿古真理(あこ まり) 1968年、兵庫県生まれ。作家、生活史研究家。神戸女学院大学卒業。食を中心に、食にまつわる生活、女性の生き方などの分野で執筆を行う。著書に『小林カツ代と栗原はるみ』『なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか』『昭和育ちのおいしい記憶』『「和食」ってなに』などがある。

【著者紹介】
阿古真理 : 作家、生活史研究家。1968年、兵庫県生まれ。神戸女学院大学卒業。食を中心に、食にまつわる生活、女性の生き方などの分野で執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    食の情報化が今のように進んだのはここ30年ぐらいのようだ。それまで食に関する番組はあっても今のように各テレビが朝な夕な全国を巡りあれを食べたりこれお食べたり『これが有名ななんとか牛のなんとかになります』それを食べたレポーターの女が食べ物を口にいれながら『おいひー』と叫ぶ。グルメ雑誌やテレビ番組そして今のSNSが現在の食ブームを作ったことには間違いない。去年のタピオカドリンクは今はどこえやら・・・ブームに弱い日本人に次の手を考えている売人は虎視眈々。GO TO EATでどこが勝つのだろう。図書館本

  • ようはん さん

    平成の始まりから令和の現在までの食ブームの振り返りや食文化の変化。93年の米騒動とかゴーヤーマンとかは懐かしいし、スターバックスの初上陸が96年なのは驚き。ラーメンにしてもカレーにしても30年前の子供時代思い出せば今は多種多様になったとは実感する。

  • Yutaka Matsuzawa さん

    平成元年から現在まで、約30年間の食の流行について。ティラミスはもちろん出てきたが、私の中で衝撃だったパステルのなめらかプリンは出てこなかった。何でかという感じ。世の中の出来事と流行った食べ物を単に年表にするだけのほうが面白かったかも。後半に料理研究家で世相を映した章があった。そっちのほうが面白かった。私もカツ代やケンタロウの小林家のレシピにはお世話になったし、瀬尾幸子のおつまみで晩酌し、平野レミの料理で爆笑したもんな。レシピに料理研究家の生き様が反映されるのは面白い。

  • 紫の煙 さん

    スイーツのパートでは、知らないものも幾つかあり。流行りの紹介だけでなく、社会背景の解説もあった。食ブームは、女性の社会進出やグローバル化が生み出してきた。コンビニの拡大もそうだ。次は何が流行るのか、楽しみだ。

  • K1 さん

    確かに流行したなぁー企業やお店からの発信でとか、消費者のニーズにあわせてとか、繰り返し流行るものもあるけれど、差異があったりと、「何が食べたいの?日本人」って聞きたくなる気持ちわかります。

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