ブラック・ジョーク大全 講談社文庫

阿刀田高

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062758000
ISBN 10 : 4062758008
フォーマット
出版社
発行年月
2007年08月
日本
追加情報
:
15cm,339p

内容詳細

もともとの反社会的な要素に加えて、狂気の笑いでもあるのがブラック・ユーモア。一見お気楽な笑いの裏には、つらく、苦汁に満ちた思い、あるいは本源的な恐怖が潜んでいる。時の試練をくぐり抜け、ますます切れ味鋭くなった傑作ジョークを、一気に集めた五百余編。隠し味の毒スパイスが、かえって薬になるか。

【著者紹介】
阿刀田高 : 1935年東京都生まれ。1979年『来訪者』で日本推理作家協会賞、同年短編集『ナポレオン狂』で直木賞を受賞。デビュー当初より短編、ブラック・ユーモア、ショートショートの名手として多数の作品を発表。長編でも『新トロイア物語』(吉川英治文学賞受賞)を著すなど幅広い分野で活躍している。2003年紫綬褒章受章。現在は日本ペンクラブ会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • クプクプ さん

    本書は昭和44年から54年までの10年間、雑誌に連載したブラック・ジョーク約500篇がおさめられています。近年、世の中はパワハラの問題で職場でもブラック・ジョークが減っているので、私には、この本の毒が薬になりました。短篇の名手と言われた阿刀田高さんの真骨頂です。私は元々、ユーモアに興味がありましたが、最近、毒のあるユーモアを研究しようと考えていたので、いいタイミングで読めて満足しました。改版されて文字も大きく、保存版にします。

  • tengen さん

    約500篇にのぼる阿刀田高のブラックユーモアが炸裂。 昭和44年から54年の10年間に小説現代に掲載された作品からの厳選。 そんなにブラックに感じないのは、今のSNSの方が余程ブラックな発言が散見されるからでしょうか。

  • ちさと さん

    寒くて元気のない週末に読了。本当に短いブラックジョーク。600余り収録されていたようです。人をディスらない冗談はふふっと笑えて楽しい。自分が気に入ったジョークと気に入らなかったジョークを☆で評価して、どんなジョークを楽しく思ったのかAI判定させたら面白そう。自分の笑いのツボがわかっちゃう。

  • 魚京童! さん

    エピローグにも書いてあるけど、全然ブラックじゃない。逃げてるなー。ひよった作品です。似たようなの多いし。阿刀田さんだから失敗しないと思ったんだけどなー。

  • 棕櫚木庵 さん

    ここで紹介していただいた本.昨年の11月頃からちょっとした時間に3,4項目ずつ.この作者には,気軽に読めて,楽しいひとときを過ごせ,後を引かないって感じの作品が多い.本書は各篇が短いこともあってその典型.手元に置いといて,何も手に付かないような時に読み返そう.

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人物・団体紹介

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阿刀田高

1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に司書として勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞した。短編小説、古典教養入門書、エ

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