シュテファン・バチウ  ある亡命詩人の生涯と海を越えた歌

阪本佳郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784910108162
ISBN 10 : 4910108165
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
654p;20

内容詳細

ルーマニア、スイス、ブラジル、アメリカ、そしてハワイのホノルル‥。

そのときどきの政権によって生活を危ぶまれ、生涯を誠実な言葉とともに旅すること(亡命)を選んだ詩人、ジャーナリスト、編集者バチウ。いまや彼の名を知る者は数少ない。日本に数名、世界を見渡してもそう多くはない。

しかし、彼がなしとげた仕事の数々は、現代を生きる私たちに強い感動とともに心に迫ってくる。世界各地に散らばったバチウの資料を、その足で調査・研究し、平易であたたかみのある文体で詳細におった、世界で初めてのシュテファン・バチウのモノグラフ。

第一部は、バチウの長きにわたる亡命生活や、つねに詩とともにあった生涯とを精緻に追った心に迫る伝記。
第二部は詩人の膨大な業績のなかでもとりわけ重要な詩誌「MELE」に焦点をあて、その世界大の詩的連帯のネットワークが、それぞれの土地の歴史や文化にあたえた影響や価値をつまびらかにする。

【著者紹介】
阪本佳郎 : 1984年、大阪府生まれ。2020年、東京外国語大学大学院博士後期課程修了(学術博士PhD.)。詩人シュテファン・バチウの足跡を追って、ルーマニア、スイス、ハワイ移動を続けて調査。バチウと親交を結んだ人々、詩人の愛した土地を訪ね歩き、「MELE:International Poetry Letter」をはじめ散逸した資料を収集。2018年、バチウ生誕100周年の記念祭をホノルルと京都にて主催。バチウの足跡を辿る中で出遭った各地の詩人や作家、芸術家たちより作品を募ってできた詩誌「MELE:ARCHIPELAGO」をバチウへのオマージュとして2019年に刊行。現在、日本学術振興会特別研究員(PD・立命館大学)、2024年4月より立命館大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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阪本佳郎

1984年、大阪府生まれ。2020年、東京外国語大学大学院博士後期課程修了(学術博士PhD.)。詩人シュテファン・バチウの足跡を追って、ルーマニア、スイス、ハワイ移動を続けて調査。バチウと親交を結んだ人々、詩人の愛した土地を訪ね歩き、「MELE:International Poetry Letter

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