継体天皇 分断された王朝 新潮文庫

関裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101364841
ISBN 10 : 4101364842
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
追加情報
:
240p;16

内容詳細

古代史最大の謎である継体天皇。今に続く天皇家の祖でありながら、何故その出自をもみ消されてしまったのか。刺激的書下ろし論考。

【著者紹介】
関裕二 : 1959(昭和34)年、千葉県柏市生れ。歴史作家、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ。1991(平成3)年に『聖徳太子は蘇我入鹿である』でデビュー。以後精力的に執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • みこ さん

    ヤマト建国の謎を継体天皇の正体を明かすことで読み解く。関氏の基本スタンスは藤原氏が自分が天下の覇者になるために日本書紀以前の歴史を捏造したと日本書紀の記述を比定するところから始まるので、基本的に想像と言えば想像なのだがそれでもロマンを掻き立てるので今後も追っかけていきたい。神功皇后が邪馬台国を滅ぼして台与を名乗ったという説も面白かった。

  • てん さん

    継体天皇はなぜわざわざ北陸の方からやってきて、20年も大和に入らなかったのか、という点は謎として語られることが多い。実は平和裡に皇位継承したのではなくそこには王朝交代があったという説をとっている。継体天皇に関連する豪族たちや、新しい時代に古いと見えるように擬作されたとされる寺や美術品などから、藤原氏が中心となって編纂した日本書紀は藤原氏に都合良い内容になっているとしている。そういう見方もあるかと、読み物としては面白かった。

  • わたお さん

    古代ヤマトは吉備(瀬戸内)、出雲(日本海)、東海の勢力から構成されており、その背後には朝鮮半島、中国の情勢もからんでなかなかダイナミックに動いていたようだ。継体天皇をキーマンに3つの勢力の趨勢、その後の日本書紀による歴史の改ざんなどが書かれている。 当時の資料が少ないだけに、まさにミステリーです。

  • イシカミハサミ さん

    題は継体天皇だけれど、 内容的に濃かったのは 中学の日本史でも登場しておきながら 歴史の中での意味合いのはっきりしない 「磐井の乱」を矛盾なく組み込んだところだった。 日本書紀のなかでも存在感のない継体天皇。 日本書紀の著された目的が歴史の抹殺だったなら、 これだけの変革の中心にいたとしても不自然ではない。

  • fseigojp さん

    やはり謎の大王だった

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

関裕二

1959年、千葉県柏市生まれ、育ちは東京都板橋区。歴史作家。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャル・アカデミック・フェロー。仏教美術に魅了され、奈良に追いつめたことをきつかけに日本古代史を研究。以後、古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品