神武東征とヤマト建国の謎 日本誕生の主導権を握ったのは誰か? PHP文庫

関裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569763927
ISBN 10 : 4569763928
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
295p;15

内容詳細

初代天皇・神武が九州からヤマト入りする神武東征。実はこの神話を裏付けるような遺跡がある。纒向遺跡だ。ここでは東海、吉備、出雲の土器が多数発見されており、神話通り三つの勢力が順番に纒向を治めたのではないかと、思われるのだ。天神・饒速日命とは何者で、なぜ義兄を殺してまで、神武に王権を禅譲したのか?ヤマト黎明期の謎に迫る!

目次 : 第1章 ナガスネビコとニギハヤヒ(ヤマト黎明期に三人の王が存在したこと/ 鍵を握る三人の正体がはっきりしない ほか)/ 第2章 纒向遺跡と吉備の謎(纒向遺跡の出現によってかつての常識は通用しなくなった/ 纒向遺跡とはなにか ほか)/ 第3章 長髄彦と日本武尊(なぜ長髄彦は神武天皇を拒絶したのか/ 長髄彦はどこからやってきたのか ほか)/ 第4章 邪馬台国と狗奴国(狗奴国は近江+尾張か/ 狗奴国=伊勢湾沿岸部説 ほか)

【著者紹介】
関裕二 : 1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足しげく奈良に通い、古代史研究の道に進む。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、そして日本史全般にわたる研究・執筆活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • zeeen さん

    神武天皇、饒速日命、長脛彦といった神話の人物を史実として検証。それぞれの正体や出自の推測が面白く、ヤマトの邪馬台国征討説などは特に興味深い。ただこの人の本、飛鳥や奈良のものも読んだけど相変わらず基本的な知識を前提としてるのでムツカシイなぁ。

  • 宇和島太郎 さん

    神武東征とはなんだったのか?まだまだ興味がつきません

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人物・団体紹介

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関裕二

1959(昭和34)年、千葉県柏市生まれ。歴史作家、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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