海洋の日本古代史 PHP新書

関裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569849140
ISBN 10 : 4569849148
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
追加情報
:
205p;18

内容詳細

日本人はただの稲作民族ではない。海の幸も豊富で、海の民の技術の高さは、古代から東アジアに知れ渡っていた。それにもかかわらず、「海と海人の古代史」は、これまで注目されてこなかった。海外との交流を視野に入れなければ、ヤマト建国の意味や日本人の正体もわかってこない。アメリカと中国の間で揺れ動く現代日本。その進路を知るためにも、古代の列島人が中国文明にどう対峙したかを知ることは必須である。古代史関連書籍約200冊の著者がたどり着いた「日本人とは何か」「日本人はどう生きるべきか」の最終結論。

目次 : 第1章 日本は海人の国(ヤマト王家と海人のつながり/ 徐福とは何者だったのか)/ 第2章 倭の海人はどこからやってきたのか(大海原に飛び出した縄文人/ 神武東征の真相)/ 第3章 なぜ日本列島は侵略されなかったのか(中国王朝や朝鮮半島とのかかわり/ 遣唐使の航路から見えてくるもの)/ 第4章 ユーラシア大陸と対峙する海洋文明の国・日本(中国文明の「循環」とは/ 列島人の向かうべき道)

【著者紹介】
関裕二 : 1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、そして日本史全般にわたる研究・執筆活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tamami さん

    少し前に同じ著者のやはり新書判の古代史関係の本をだいぶ持ち上げて紹介したので、少々面はゆい思いがしている。というのは、内容が同じ古代史関連で重複している部分もあり、やはり同工異曲の感を免れないからだ。ただ当然違う観点もあり、古代の日本が周囲を海に囲まれたという地勢を活かし、大陸とも主体的に関わっていたと言うような主張にも頷ける。また、古代国家成立期の政権内部の権力闘争と日本書紀の関わりなど、著者の主張する論点を繰り返し読む中で、書紀における東日本勢力の扱い方や蘇我氏滅亡の状況等、素人にも疑問に思われる点→

  • fseigojp さん

    今回のテーマは、考古学にも残らない航海の歴史にて、かなり問題が残る議論かもしれない

  • hiyu さん

    タイトルとはちょっと異なるような。現在に続く、日本とはどういう経緯であったのか。中にはさらっと書いてあるが、エビデンスはどこにあるのだろうかと少々疑問に思った点もあった。

  • Jimmy さん

    関お得意のいろんな人の著作を美味しい所取りの本だが、これがミーハー歴史ファンには正直、殊の外重宝するのだが、今作もそれ。海洋をテーマにしたのはさすが関、流行りに上手く乗っかっている辺りがこれまたミーハー歴史ファンにはありがたい。しかしそれもラストの章になり自説をぶち上げ始めるととたんにつまらなくなるのは仕方ないか。

  • 崎 さん

    もっと、遣隋使遣唐使とかそれ以前の日本対大陸の関係性が書いてあるのかと思った。思っていたのと違う内容だった。邪馬台国九州説の支持してる人の文献初めて読んだかもしれない。私は畿内説派。

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人物・団体紹介

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関裕二

1959(昭和34)年、千葉県柏市生まれ。歴史作家、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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