古代史の秘密を握る人たち 封印された「歴史の闇」に迫る PHP文庫

関裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569575667
ISBN 10 : 4569575668
フォーマット
出版社
発行年月
2001年06月
日本
追加情報
:
15cm,281p

内容詳細

近年、日本の考古学では重要な発見が相次ぎ、わが国最古の歴史書『古事記』『日本書紀』の信憑性を裏づける事実も指摘されている。とはいえ、神話や伝説に彩られた『記紀』の記述は複雑・曖昧であり、真相は今なお深い闇の中である。本書は、聖徳太子、卑弥呼、藤原氏、スサノオ、浦島太郎など古代史の謎を解き明かす鍵を握る人物達に焦点を当て、隠された歴史の裏側に鋭く迫る意欲作。

目次 : 第1章 古代史の秘密を握る人たち(祟って出ていた蘇我入鹿/ 古代史の全ての秘密を握る藤原不比等 ほか)/ 第2章 異色の天皇列伝(二人いたハツクニシラス天皇/ 独裁権力を欲した雄略天皇 ほか)/ 第3章 時代の転機に出現した女傑たち(謎に満ちた三世紀の女王・卑弥呼/ 日本を建国した神功皇后 ほか)/ 第4章 伝説のヒーローたち(スサノオと出雲の謎/ 実在した?しない?大国主神の正体 ほか)/ 補 関係人物小伝(長髄彦/ 磯城県主 ほか)

【著者紹介】
関裕二 : 1959年千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。古代をテーマにした書籍を意欲的に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェルナーの日記 さん

    日本古代史(およそ8世紀前半〜)の歴史事件を取り上げた一冊。著者独自の大胆な仮説の基にした内容で、こう言っては著者に失礼だが、意外と面白い作品だ。本書の特徴は裏歴史”というべきもので、後世の権力者たちによって手が加えられた、彼らの都合の悪いことは伏せた表に露ている歴史、自らの正当性を主張した正史(日本書紀・古事記など)ではなく、正史では取り上げていない裏歴史”に注目している。よって考古学者や歴史学者の云うところの確証たるべき歴史的資料はないので、あくまでも一つの仮説として読むべき物なのであろう。

  • Shoji さん

    神話の時代から奈良時代までの歴史上の出来事を著者なりの切り口で語っています。史実か否かは別にして、歴史解釈は人それぞれなんだなと思いました。肩肘張らずに気軽に読めました。良しとしましょう。

  • とも さん

    ★★★☆古代神話時代から奈良代までの長い古代史の事件を大きく常識を覆しつくす。古くは神話 浦島太郎のモデルは、出雲のスサノオや大国主とはなんだったか、10代までの天皇の実在性、継体・天智・天武と万世一系、神功・斉明・持統・称徳女帝の功罪、聖徳太子や中臣氏(藤原氏)の出生の秘密、道鏡の謎、万世一系の天皇家と聖武天皇などなど盛り沢山。

  • 新父帰る さん

    馴染みの古本屋で110円で購入。話題満載。元々古代史は謎だらけでどの事象も興味は尽きない。本書は小冊子ながら広く浅く問題点を適確に拾っていると思う。勿論謎が多いだけいろいろな仮説も成り立つが、本書も大胆な仮説を披歴。個人的には中臣鎌足の出自は?雄略天皇の航跡。謎だらけの継体天皇。神功皇后に劣るとも言えない多数輩出した女帝の活躍。日本書紀に記された壬申の乱の真実性?ここでも出雲と大和に触れている。文章の展開が軽快。古代史を網羅的に知るにはお勧め。これらの謎はいつ解けるのだろうか?列島改造論で宝の山発掘?

  • 春 さん

    古代史の初心者でも、楽しめました。

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人物・団体紹介

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関裕二

1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅了され奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ。以後、古代をテーマに精力的に執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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