基本情報
内容詳細
「もの派」の誕生に立ち会い、海外で活躍、自然と文明が共生する可能性を探って、1973年環境美術研究所を創立した著者。未来を開く現代美術作家が、環境美術33年の足跡、自然・都市・文明を巡る心の旅を綴る。
【著者紹介】
関根伸夫 : 1942年埼玉県に生まれる。1968年多摩美術大学大学院油絵研究科修了。卒業後、主要美術展で受賞。1960年代末から70年代に、日本美術界を席捲したアートムーブメント“もの派”の代表的作家として活動。とくに、1968年の第一回須磨離宮公園現代彫刻展での「位相―大地」は“もの派”の先駆的役割をはたしたばかりでなく、戦後日本美術の記念碑的作品と評され、海外でも広く知られている。1970年には、世界三大ビエンナーレのひとつであるベニス国際ビエンナーレの日本代表アーティストとなり、ステンレス柱の上に自然石を置いた作品「空相」でセンセーションをまきおこし、その後デンマーク・ルイジアナ美術館の永久所蔵作品(セキネ・コーナー)となる。展覧会後はそのままヨーロッパに留まり、制作と個展を開く。そのあいだ、建築と美術が融合したイタリアの都市空間に感銘を受け、日本ではまだなじみの薄かった“環境美術”をテーマとした活動をするため帰国、(株)環境美術研究所を設立。主なプロジェクトとして、東京都庁舎のアートワーク「水の神殿」「空の台座」など、国内外に400ケ所あまりの環境美術を実現する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
関根伸夫
1942年埼玉県に生まれる。1968年多摩美術大学大学院油絵研究科修了。卒業後、主要美術展で受賞。1960年代末から70年代に、日本美術界を席捲したアートムーブメント“もの派”の代表的作家として活動。とくに、1968年の第一回須磨離宮公園現代彫刻展での「位相―大地」は“もの派”の先駆的役割をはたした
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