CDシングル

大地の詩

閃雷

基本情報

カタログNo
:
VSRC1006
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CDシングル

内容詳細

津軽三味線日本一として知られる柴田三兄妹を核に、“コンテスト荒らし”として恐れられている少年少女たちで結成された7人組和楽器ユニット(平均年齢18歳)のデビュー作。仙台から全国へ、全国から世界へ。輝かしい将来を感じさせる全4曲だ。(原)(CDジャーナル データベースより)

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柴田三兄妹の津軽三味線は真に素晴らしい。...

投稿日:2012/07/01 (日)

柴田三兄妹の津軽三味線は真に素晴らしい。まるで弦楽四重奏団のような表現力がある。津軽じょんがら節は、もとは合戦で落城した悲劇を後世に伝えた鎮魂歌のような名曲らしいが、これを後世に伝えたのは、津軽三味線という、驚くべき楽器の使い手達だった。盲目の人が生きる為に三味線の名手となり、古代ギリシャのホメロスのように、神は目の見えない人に、もう一つの心の眼を与えた。まさに心で観た世界を音にしたのが津軽三味線だと感じる。柴田三兄妹が東北龍島院で行った、大震災の鎮魂の演奏が残されているが、鬼神迫る技の迫力と神聖な静けさ、緩急自在な音色の変化と音響の広がりは、とても三味線で創り出した世界とは思えない。無念の想いで亡くなっていった人達の、在りし日の心が生き返ってくるようだ。この曲の深さなのであろう。平家物語は、多くの琵琶法師が語り伝え磨き上げられ、天才的な誰かの手で集大成された日本文学の巨峰だが、東北に蘇る日本の芸術の伝統をみる思いがする。柴田三兄妹のような若い人達が出てきて、本当によかったと思う。

黒熊怪 さん | 千葉県 | 不明

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