Product Details
ISBN 10 : 4814001908
Content Description
自己複製の担い手たる遺伝子は、生命の多様性を育て、その多様性が物質とエネルギーの流れを生み出す。そして出来上がった自然こそが、生態系という新たな生命の揺籠となる。遺伝子と生態系をつなぐ自然原理の解明を目指し、生態学者の新たな挑戦が幕を開ける。
目次 : 遺伝子・多様性・循環の科学とは/ 第1部 進化と生物群集をつなぐ(進化から群集へ、群集から進化へ―階層間相互作用の意義/ チョウ類とそれを取り巻く生物群集―急速な進化と断続平衡/ 外来種における生態と進化の相互作用―外来種管理への応用は可能か ほか)/ 第2部 生物群集と生態系をつなぐ(生物多様性と生態系機能―実験系から自然群集・生態系へ/ 湖沼生態系における生物と物理環境の初互作用―正のフィードバック・履歴現象・中位捕食者の解放/ 環境汚染による撹乱が及ぼす微生物生態系への影響―群集機能・多様性と環境応答 ほか)/ 第3部 進化、群集、生態系をつなぐ(生態系とダーウィン・マシーン―マイクロコズムから見た適応進化/ 呼吸の多様性が駆動する元素循環/ 生態化学量論から読み解く進化と生態のフィードバック ほか)/ 生態学の領域融合へ
【著者紹介】
門脇浩明 : 京都大学学際融合教育研究推進センター・特定助教
立木佑弥 : 首都大学東京大学院理学研究科・助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
読了日:2025/08/28
maimai
読了日:2020/03/08
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