新選組颯爽録 光文社文庫

門井慶喜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334776411
ISBN 10 : 4334776418
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
追加情報
:
416p;16

内容詳細

池田屋に踏み込むも、なぜか敵を斬ろうとしない新選組隊長・近藤勇。その胸中にあった切実な願望とは―。(「戦いを避ける」)新選組について語られる史実の隙間を覗けば、隊士らの心理や葛藤がにじみ出る。近藤・土方らの意外な一面や、馬術師範・安富才助、密偵・村山謙吉、文吏・尾形俊太郎らにも光を当て、歴史小説の名手が、鮮烈にして新しい新選組像を描き出す。

【著者紹介】
門井慶喜 : 1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年、オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。’16年に『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』が日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、同年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。’18年、『銀河鉄道の父』が第158回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    門井慶喜は、新作中心に読んでいる作家です。最近文庫化された未読の本作を、図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。司馬遼太郎の『新選組血風録』のオマージュ的連作短編集でした。オススメは、土方歳三のイメージが変わる『よわむし歳三』と絶対陽の目を見ない『新選組の事務官』です。

  • とし さん

    新選組颯爽録。ちょっと見方を変えた、おなじみ近藤勇、土方歳三、沖田総司の違った一面や馬術師範・安富才助、密偵・村山謙吉、文吏・尾形俊太郎を主人公とした颯爽録、態度や行動がきりっとして良かったっですね。

  • おかむー さん

    タイトルからして解説でも触れているように、司馬遼太郎『新選組血風録』へのオマージュ的作品であるようだが、『血風録』読んでないのよ俺(´・ω・`)。『よくできました』。言わずと知れた新選組の隊士を主人公とした七篇の短編集は、近藤、土方、沖田、芹沢といったビッグネームの合間に馬術師範、密偵、文吏といった歴史的には目立たない隊士も取り上げる。実際のところタイトルほどの“颯爽”感はなくそれぞれの劣等感や迷い、鬱屈といった部分が大きいが、その割に読後感は悪くないあたりにそこはかとない爽やかさは感じられるか。

  • こばまり さん

    独特の視点や設定を大いに楽しんだ。颯爽の名の通り、心に一陣の風が吹く。観察眼に優れた読友様の「全て司馬フィルターを通して描かれ読まれる龍馬、新選組像」に共感。この作品集も「新選組血風録」なかりせばと思う。

  • 優希 さん

    新選組にまつわる短編集ですが、取り上げられているのはあまり知られていない人やエピソードでした。新選組は単なる人斬り集団ではなく、人間臭さもあることを感じさせてくれます。若干地味目かもしれませんが、新選組になくてはならない、そんな隊士たちの想いを見たようでした。

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