医療事故の舞台裏 25のケースから学ぶ日常診療の心得

長野展久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784260016636
ISBN 10 : 4260016636
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
追加情報
:
259p 21cm(A5)

内容詳細

目次 : 1 バイアスのない医療スキル―思い込み・見落としのpitfall/患者の期待と陰性感情のコントロール(もしかしてコンビニ受診?―慢性便秘で深夜の救急外来/ 得意分野の落とし穴―不眠と異常行動に隠れた発熱・頭痛/ 抗菌薬の非投与は医療ミス? ほか)/ 2 迷走するインフォームド・コンセント―不十分な「説明」と「同意」は医療ミス?(「手術前と話が違う!」―インフォームド・コンセントの失敗例/ 「期待はずれな結果」に備えたインフォームド・コンセント/ がん生検のための休薬方針をめぐるトラブル ほか)/ 3 スマートな医療テクニック―気道確保やカテーテル操作はうまくいくのが当たり前?(バナナの誤嚥は誰のせい?/ 思いもよらぬ不穏状態から悲劇へ/ CVカテーテル穿刺不成功は医療ミスか? ほか)

【著者紹介】
長野展久 : 1985年東京医科歯科大学医学部卒業。脳神経外科の臨床研修を経て、1993年より東京海上日動メディカルサービスに勤務。関連診療所で内科診療に従事する傍ら、病院、診療所、そして企業(労働衛生)のリスクマネジメントを担当している。東京医科歯科大学法医学分野・非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Apple さん

    私たちは、病気が当然治ると思って病院にお医者さんにかかります。しかし、病気の診断・治療はあらゆる困難に左右され、決して一筋縄では行かないものと認識しています。医療事故や医療ミスは、メディアでは医療者の注意散漫や知識・技術の欠落を叩きがちです。医療者としての立場で書かれた本書を読み、こういったトラブルが得てして極限状態において発生したり、プロフェッショナルの意表すらついてしまう形で起こるものだと分かりました。勉強になる本でした。

  • まつ×まつ さん

    いろいろ考えさせられた。明日は我が身。 最適な治療に患者が従わなくても、患者の自己決定権が最優先、主治医の治療方針を受容しない患者への陰性感情には要注意。患者の自己決定権を尊重して、あえて治療しないという選択肢も準備しておく。医療の不確実性と、想定外の可能性についても、安易な言葉で説明する。妊娠の可能性が否定できないときは検査を延期する、妊婦への放射線は、胎児への影響がなくても紛争化するリスクが高い。ゴエン、窒息の心配がある患者には可能な限り、スタッフあるいは家族の監視下で食事介助が望ましい。

  • coldsurgeon さん

    医療事故の再発防止は、必ず医療の質の向上につながると思う。しかし、医療の向上によっては、医療事故とくに医療過誤は減少するとは思えず、このような書で、情報を共有すべきだと思うが、医師でどのくらい読むことになるのだろうか。

  • さとー さん

    色んな点で参考になったぽよ。患者さんは「こうなるよ〜」って医者が説明したつもりでも半分以上わかってないと思った方がよい。知識がないんだからわかるはずがない、ちゃんと説明しよう

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長野展久

1985年東京医科歯科大学医学部卒業。脳神経外科の臨床研修を経て、1993年より東京海上日動メディカルサービスに勤務。関連診療所で内科診療に従事する傍ら、病院、診療所、そして企業(労働衛生)のリスクマネジメントを担当している。東京医科歯科大学法医学分野・非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時

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