詰むや、詰まざるや 森・西武vs野村・ヤクルトの2年間

長谷川晶一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784295010364
ISBN 10 : 4295010367
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
追加情報
:
382p;19

内容詳細

名捕手監督同士が知力を尽くした至高の全14戦。総勢50名の証言で紐解く、1992、93年、史上最高の日本シリーズ。

目次 : 1992・93年、西武vsヤクルト日本シリーズ戦績/ 決戦前日―「キツネ」と「タヌキ」の化かし合い/ 第1部 1992年―始まりの秋(王者と挑戦者/ 激戦の幕開け―10月17日第一戦/ 王者の風格―10月18〜22日第二戦、三戦、四戦/ 弱者の兵法―10月23〜25日 第五戦、六戦/ 詰むや、詰まざるや―10月26日 第七戦)/ 第2部 1993年―再びの秋(それは、「わずか一勝」の差なのか?/ 成熟のとき―10月23〜24日第一戦、二戦/ 野村の洞察、森の戦慄―10月26〜27日第三戦、四戦/ 王者の底力―10月28〜31日 第五戦、六戦/ 47時間13分、決着のとき―11月1日 第七戦)/ 第3部 2020年―それぞれの秋(王者たちのその後/ ID野球継承者たちのその後/ 野村克也、逝く…)

【著者紹介】
長谷川晶一 : 1970年5月13日生まれ。早稲田大学商学部卒。出版社勤務を経て2003年にノンフィクションライターに。05年よりプロ野球12球団すべてのファンクラブに入会し続ける、世界でただひとりの「12球団ファンクラブ評論家」。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kei-zu さん

    1992年の日本シリーズ。王者西武に対し、ストレート負けとも予想される中、挑戦者ヤクルトはどのように戦ったか。 知将と呼ばれた2人の監督の読みあいとそれぞれの選手の奮闘は、壮絶な最終戦になだれ込む。 そして、翌1993年。両チームは再び相まみえる。重ねられる激闘。豊富なインタビューがドラマの裏側を明らかにする。 さすがに試合の結果は忘れてしまっていたので、ページをめくるたび、展開に手に汗を握りました。 取り返しのつかない1投について、「あの場面では最善。結果は仕方がない」という台詞は、さすがプロですね。

  • Youhei Takatsu さん

    ライオンズファン歴35年にもなるが、2年とも強く印象に残っている日本シリーズ。ただ、この本を冷静に読むとスワローズの勢い、若さ、強さをまじまじと感じざるを得ない。92年にライオンズは日本一になれたが紙一重だった。森監督と野村監督だからこそ濃密な2年もの日本シリーズになったのであろう。そして、当時のライオンズメンバーのうち7人が監督経験者(石毛、伊東、秋山、渡辺、工藤、田辺、辻)というのはすごい。後半はライオンズファンとして読むのが少し辛かった。

  • ネコベス さん

    知将対決と呼ばれた1992,1993年西武対ヤクルトの日本シリーズ14試合を監督・選手への詳細なインタビューから激闘を振り返るノンフィクション。辻平野秋山清原デストラーデ石毛…当時を知る西武ファンとしては嬉しかったり悔しかったりで朧気な記憶が喚起され懐かしく感慨深かった。広沢克己が92年の走塁をセーフと言っているがyoutubeで確認したらはっきりOUT。92年の石井丈と岡林両投手の獅子奮迅の活躍は素晴らしかった。伊東勤が語る「歴史というのは勝って初めて作られるものなんですね...」という言葉が印象的。

  • ウィック&ぺディ さん

    球史に残る名勝負、それが1992、93年の常勝・西武対ID野球・ヤクルトの2年連続の日本シリーズ。森、野村の元キャッチャー出身の知将対決で、2年連続で7戦までもつれる壮絶な戦いを全試合振り返る。両軍関係者合わせて50人以上による取材によって当時の心境や真相を交えた構成なので、まるで映像で観るかのように記憶が蘇る。もちろん野村さんの生前の取材も刻まれているし、追悼の章も込み上げるものがある。著者は学生時代からのヤクルトファンで、12球団ファンクラブ評論家としても活動するノンフィクションライター。 ★★★★半

  • たらお さん

    「四半世紀以上前の日本シリーズを何故今、本にするのか?」ファンにとっては嬉しい悲鳴だが、共に7戦までもつれ、92年は4戦が延長になった激闘を当時の選手や監督、コーチが振り返りつつ、384ページも盛り込むというのは非常にニッチな本だと思う。けれど、私自身このシリーズが野球の面白さや魅力を相当詰め込んだもので、今現在でも杉浦の代打満塁サヨナラ本塁打や岡林の力投が目に浮かぶのである。1プレー1プレーに意味があり、1つの犠牲フライにも伏線がある。改めて戦術の意図を知ることができた野球の魅力と醍醐味が詰まった本。

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長谷川晶一

1970年5月13日生まれ。早稲田大学商学部卒。出版社勤務を経て2003年にノンフィクションライターに。05年よりプロ野球12球団すべてのファンクラブに入会し続ける、世界でただひとりの「12球団ファンクラブ評論家」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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