中野ブロードウェイ物語

長谷川晶一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750517384
ISBN 10 : 4750517380
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
追加情報
:
288p;19

内容詳細

人呼んで“日本の九龍城”―そのあまりに数奇な歴史とそこに集った人々の営みを紐解く。中央線文化圏を先導した巨大建造物の伝説と現在。屋上プール付き分譲マンションと「まんだらけ」などのサブカル店舗群が同居した異空間。活況のインバウンドとコロナ禍を経て、“昭和の不沈艦”は今なおアメーバ的進化を続ける。当地に暮らす著者がその全貌に迫った異色ルポ。

目次 : 第1章 個性派店主、それぞれの思い/ 第2章 商店街振興組合の名物理事は88歳/ 第3章 「魔窟」の生みの親/ 第4章 ほどよい野放図の館/ 第5章 「まんだらけ」旋風、吹き荒れる/ 第6章 「TRIO」の隆盛と撤退/ 第7章 マンガ・小説はどう描いたか/ 第8章 作家と中野ブロードウェイ/ 第9章 時計と占いと世界的モダンアート/ 第10章 百周年の幻影

【著者紹介】
長谷川晶一 : 1970年5月13日東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクションライターに。2005年より中野ブロードウェイに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • fwhd8325 さん

    東京の北東部に生まれ育った私に、中野は未開の町でした。意識したのは、青島幸男さんが中野でスパゲッティ屋さんをされていることを聞いたときです。この著書で知りましたが、青島さんもブロードウェイの住人だったのですね。最近は近くに落語を聴きに行くことが多いのでブロードウェイも覗きますが、独特の文化というかまんだらけが作り上げた世界観に支配されているように感じます。それは居心地が悪いことはありません。知らない世界という新鮮さとずっとこだわり続けている固執された頑固な一面を感じます。もはや文化施設なのでしょう。

  • 読特 さん

    都知事が住んで、ジュリーも暮らした。弁当屋あり、工務店あり。まんだらけが占拠して、時計屋が来て、外国人が爆買い。築56年。ハイソな住まいが、水漏れに悩まされる住居に。こだわる人あり、出ていく店あり。…サブカルに興味があるわけではない。この建物にも行ったことがあるか定かではない。中野という地名に魅かれて手に取った。新宿まで5分。特快止まり、緩行線も東西線も始発で座れる。中央線ユーザにとって羨ましい駅。「ブロードウェイ万歳!」とまでは思わないが、それでも楽しめた。デイリーチコの8段ソフトは是非食べてみたい。

  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    中野ブロードウェイに住む著者が、サブカルの聖地中野ブロードウェイの成り立ちと現在を語る。印象度B  中野ブロードウェイって上の方は居住エリアだったのは知らんかった。テナントだけじゃないのね。自分にとって、中野ブロードウェイ=まんだらけ、なのでまんだらけの項を読んだ。あの雑多で暗いマニア向けなところがいい。同じサブカルでも、「中野はノスタルジー、秋葉は最新・未来志向」とこち亀で喝破されているそうで、なるほどと思う。中野ブロードウェイには腕時計屋の進出が目覚ましく、海外(中国)の富裕層オタクが買いにくるという

  • kei-zu さん

    中野ブロードウェイは楽しい。でも、確かに数ヶ月前に訪れた時は、本書で指摘のとおり高級腕時計のお店が増えていた印象があります。 だが、まんだらけの隆盛を含め、変化を経てきたところに今のブロードウェイはあるのだろう。 建設の経緯や、著名な過去の入居者のエピソードも楽しい。天井が低いのは、床面積を稼ぐためとはね。 また、覗きに行きたくなりました(。・ω・。)

  • Toshi さん

    自身も中野ブロードウェイに住む著者による、中央線の九龍城とも呼ばれる複合ビルの、成り立ちと、それを巡る人々のルポルタージュ。上層階が居住区と言うのは知っていたが、ジュリーや、岸部一徳、青島幸男が住んでいたとは知らなかった。時代の先端を行くモールから、オタクカルチャーのメッカへの変遷。この本を読んで久々にまた訪れたくなった。

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長谷川晶一

1970年5月13日生まれ。早稲田大学商学部卒。出版社勤務を経て2003年にノンフィクションライターに。05年よりプロ野球12球団すべてのファンクラブに入会し続ける、世界でただひとりの「12球団ファンクラブ評論家」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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