進化生物学者、身近な生きものの起源をたどる

長谷川政美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784860647391
ISBN 10 : 4860647394
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
325p;19

内容詳細

生きものの家系図である「系統樹マンダラ」をはじめ、著者みずから撮影した写真をふんだんに掲載。進化にまつわる信頼できる最新情報満載の一冊。

目次 : 1 身近な動物たちの起源(イヌ―進化はヒトとともに/ ネコ―ヒトにとって何なのだろうか?/ ウマとロバ―文明に大きな影響を与えた家畜/ クマ―ヒグマとツキノワグマの起源/ コウモリ―自力で空を飛べる唯一の哺乳類/ スズメ目―鳥類最大グループの多様性)/ 2 植物とそれに依存する生き物たち(巨木の起源―コケが陸上に上がってから/ 菌類の驚くべき役割―酸素欠乏事件/ タマムシ―気を食べる美しい虫/ 小さな生き物―物質循環の立役者)/ 3 大繁栄する昆虫たち(昆虫の起源―大繁栄する節足動物/ 昆虫と植物のあゆみ―もちつもたれつの関係/ 無慈悲なハチと慈悲深いハチ―利他行動の進化/ チョウとガ―植物の共進化)/ 4 進化する進化生物学(退化と中立進化―分子レベルで見える世界/ 性選択はメスの好みで決まるのか―抵抗と受容の歴史/ 音楽の起源を探る―進化学的アプローチ/ 海を越えた動物の移住―海流と生き物の分布/ 生き物たちの進化を捉える―多面的なものの見方のススメ/ 思い出に残る生き物たち―出会いと別れ)

【著者紹介】
長谷川政美 : 1944年、新潟県生まれ。統計数理研究所名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。理学博士(東京大学)。専門は統計遺伝学、分子進化学。1993年に日本科学読物賞、1999年に日本遺伝学会木原賞、2005年に日本進化学会賞・木村資生記念学術賞など受賞歴多数。全編監修を務める「系統樹マンダラ」シリーズ・ポスターの制作チームが2020年度日本進化学会・教育啓発賞、2021年度日本動物学会・動物学教育賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    先日神保町ヴンダーカンマー展で著者監修の系統樹マンダラにうっとりし、四足動物マンダラを購入した自分。最初は見にくかったけれど、慣れると進化の過程が一枚の表で理解できる優れものです。この本では身近な動物の研究が多数紹介されていてワクワクしました。…ヨウスコウカワイルカのエピソードにはしんみり。

  • taku さん

    君たちも進化してきたのよね。専門的な内容でありながら、身近な生き物を切り口にしていて親しみやすい。生き物が好きで、知るって楽しいと思う人に。進化は必然だったのか偶然だったのか、まだ謎は多いけど、ゲノム解析など研究や技術の発展が学問に新たな視点を与える。こういうのっていいね。読んでいる途中で国立科学博物館に行けたのは、いいタイミングだった。

  • Tomomi Yazaki さん

    最近大幅に変わりつつある哺乳類の分類。以前は全ての目と科をそらで言えたのに、今は壊滅状態です。学び直すきっかけを探していた、まさにその時本書を見つけました。そこで展開されている系統樹のマンダラ。系統樹は枝が増えれば増えるほど広がりますが、マンダラにしたら常に一つの円で表され、分岐した時代も直感的にわかるという優れもの。これだけでも読んだ価値があります。既知の知識も著者の新しい解釈でより深く知ることが出来ました。わずかでも新たな知識が増えることは私にとって何よりの喜び。それを満たしてくれた本書に感謝です!

  • ぽけっとももんが さん

    正直難しくてさっぱりわからないわ、というところも多かったけれども、よーくわかったのはゲノム解析などで進化の過程がずんずんと明らかになっているということ、そしてそれでもまだよくわからないことがある、ということ。わたしには理解できないことでも、ちゃんとそれを研究してくれている人がいる、というのはとても嬉しいことだなぁ。系統樹マンダラが楽しい。

  • gerBera.m さん

    色々な動物の進化について書いてある。やや難しい😓

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