生命には意味がある どれだけの奇跡の果てに僕らはあるのか

長沼毅

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784840142144
ISBN 10 : 4840142149
フォーマット
発行年月
2012年01月
日本
追加情報
:
205p 19cm(B6)

内容詳細

私たちは、ホモ・サピエンスからホモ・パックス(平和な人)へ進化する!辺境生物学者、科学界のインディ・ジョーンズが予見する地球と生命の未来。

目次 : まえがき 前に進むための逸脱/ 第1章 異形の生命は「可能性」を見せてくれる/ 第2章 極限生物は「時間と空間」を超えていく/ 第3章 生命は宇宙からやってきた?/ 第4章 人間はホモ・パックスに進化できるか?/ 第5章 地球は温暖化のあと寒冷化する?/ 第6章 宇宙の終わりと生命の永遠/ あとがき 与えられた命を使い切ってこそ生命

【著者紹介】
長沼毅 : 1961年、人類初の宇宙飛行の日に生まれる。89年、筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了。南極・砂漠・深海など極限の場での生命を研究。海洋科学技術センター(現、独立行政法人海洋研究開発機構)などを経て、広島大学大学院生物圏科学研究科准教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カザリ さん

    そこはかとなく「人道臭」ただよう主張。長沼さんに限ったことではないけれど、理系の学者が平和という概念を口にすると、胡散臭いと思ってしまう。。人として人類の不戦、平和を祈願する気持ちはわかるのだけれど、それと生命の行く先に対して「平和」という言葉を用いるとなんか違うような気がする。。うまく言えない!

  • ヨクト さん

    地球上には人間では生活できないような環境で生きることができる、生きれるように進化した生物がいる。極限生物と呼ばれるその存在は、地球以外での星にも生命が誕生しうることを示唆してはいないだろうか。重力・温度・水分・紫外線と乗り越えなくてはならない環境はたくさんあるけれど、宇宙に生命がいないことは証明できないからね。常識の壁をぶっ壊して、さぁ、長沼さんと共に妄想の旅に出かけよう。面白いけど、情報量が多いわ難しいわで、頭がいっぱいいっぱいだ。

  • kanki さん

    辺境の極限世界で生きる生物。過酷でも生きていける力。生物学だけでなく、地球科学にも精通している著者

  • Martini さん

    前書きから著者らしい「平和こそが人類が進化した姿」 「僕たち『賢い人』(ホモ・サピエンス)は進化して『平和な人』(ホモパックス)になる」など、生命から多くのことを学べるが、難しい内容も多々。 巻末の「世界がイスラム化する日」「イスラム科学の成果〜数学のゼロの発明」は、近年の中東情勢、ISの発生原因などと合わせて考えざるを得ない、深いモノ

  • cdttdc さん

    至る所に「一筋縄ではいかない」が多い。チンパンジーが持つ攻撃性、残忍性、利己的行動が抜けきらないのは改めて感じる。利他種的な行動をいかに拡張できるかが鍵で、今後平和的なヒト、ホモ・パックスとして進化していかなければならないという。地球の寒冷期に入った場合の件も面白い。温暖化も「一筋縄ではいかない」らしい。

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人物・団体紹介

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長沼毅

広島大学大学院統合生命科学研究科教授。理学博士。1961年生まれ、筑波大学大学院生物科学研究科修了。海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)などを経て現職。地底・深海、火山・高山、南極・北極、砂漠、洞窟などの極限環境生物を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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