ノコギリザメのなみだ

長新太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784577051764
ISBN 10 : 4577051761
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
32p;24

内容詳細

大切なノコギリがぼろぼろになってしまい、涙するノコギリザメのおじいさん。そこへふと、うみのオバケが現れてノコギリをなおしてくれることに。「わしにまかせておけ」うみのオバケは自信満々にそう言って、ノコギリザメのたいせつなノコギリをつかむと……?


《著者情報》
長新太(チョウシンタ)
1927年東京都生まれ。2005年没。漫画、絵本、挿絵、イラストレーション、童話、エッセイなどあらゆるジャンルで活躍。
『ないた』(作・中川ひろたか/金の星社)で第10回日本絵本賞大賞、『ゴムあたまポンたろう』(童心社)で第4回日本絵本賞、『キャベツくん』(文研出版)で第4回絵本にっぽん大賞を受賞。その他、第5回文藝春秋漫画賞、第12回路傍の石幼少年文学賞、第41回産経児童出版文化賞美術賞他、受賞多数。1994年、紫綬褒章を受賞。

【著者紹介】
長新太 : 1927年東京都生まれ。2005年没。漫画、絵本、挿絵、イラストレーション、童話、エッセイなどあらゆるジャンルで活躍。『おしゃべりなたまごやき』(作・寺村輝夫/福音館書店)で第5回文藝春秋漫画賞、『キャベツくん』(文研出版)で第4回絵本にっぽん大賞、『トリとボク』(あかね書房)、『ヘンテコどうぶつ日記』(理論社)で第12回路傍の石幼少年文学賞、『おはなし広場 こんなことってあるかしら』(クレヨンハウス)で第41回産経児童出版文化賞美術賞、『ゴムあたまポンたろう』(童心社)で第4回日本絵本賞、『ないた』(作・中川ひろたか/金の星社)で第10回日本絵本賞大賞他、受賞多数。1994年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ツキノ さん

    【新装版】1999年5月初版、2023年6月発行。ノコギリザメのオジイサが「まいった まいった」。エビが「なにがまいったの?」「ノコギリが ボロボロなのよ」。うみのおばけがノコギリの代わりにいろんなものをつけてくれるけれど、オジイサンは涙を流す。「なみだは、しずかに ながれていったよ。」この繰り返し。なんか味があるのよねぇなんて思っていたらちゃんと意味があった!海の色あいがすてき。一見雑に見える絵も、じつはちゃんとしている。たとえばエビのたたずまいとか、見返しの線(波)とか。長新太さん、おそるべし。【1】

  • anne@灯れ松明の火 さん

    新着棚で。長さんの新刊はもう出ないので、復刊らしい。年を取って、ノコギリがボロボロになったノコギリザメのおじいさん。海のオバケが直してくれるというけれど……。奇妙なやり取りで、笑わせる話であるけれど、おじいさんが静かに涙を流す姿には、何だかしんみりしてしまう。どんなに古くなっても、別のものでは代わりにならないんだよなぁ。

  • gerBera.m さん

    それは抜かないでやって欲しかった。入れ替えられるノコギリ🪚ザメが悲しい

  • ヨシ さん

    読んでいる途中と読了後での感想がこれほどかけ離れている絵本は少ないのではないだろうか。大切なノコギリがぼろぼろになってしまい、涙するノコギリザメのおじいさん。そこに登場したのはうみのオバケ。「わしにまかせておけ」と言って、ノコギリをポイと取ってしまい、次から次へと変なものをつけていく。子どもたちは笑うのだろうが、泣くだけのおじいさんにイラつく私。でも、読了後、流した涙が本当の自分を作っていくんだ…と感動。これは深い大人の絵本。「涙の数だけ強くなれるよ〜♫」という合唱曲が聞こえてくるようでした。

  • キ♡リン☆か さん

    ノコギリザメもおばけに勝手に角を抜かれてかわいそうでしたね。そっからやりたい放題されて。。。最後無事おさまってよかったです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

長新太

1927年東京生まれ。絵本作家のほかに、漫画家、イラストレーター、挿絵、文筆など幅広い分野で活躍。2005年に没

プロフィール詳細へ

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品