乗るのが怖い 私のパニック障害克服法 幻冬舎新書

長嶋一茂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344981966
ISBN 10 : 4344981960
フォーマット
出版社
発行年月
2010年11月
日本
追加情報
:
18cm,187p

内容詳細

30歳の夏、突然パニック発作に見舞われた著者。飛行機、新幹線に乗れなくなり、ついには強い自殺衝動が…。快復までの闘いの日々と、体験者ならではのリアルかつ具体的、実践的なパニック障害克服法を公開。

【著者紹介】
長嶋一茂 : 1966年1月26日、東京都生まれ。88年、立教大学卒業後、ヤクルトスワローズにドラフト一位入団。93年、読売巨人軍に移籍。96年に現役引退後、K‐1リポーターを皮切りにスポーツキャスターを務める。同時に俳優としても活動。2002年公開の初主演映画「ミスター・ルーキー」で報知映画賞新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。05年、読売新聞グループ本社社長室スポーツアドバイザー、読売巨人軍代表特別補佐に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒデミン@もも さん

    知らなかった。長嶋ジュニアがこんなにも苦しんで生きていたなんて。脳天気な七光だとばっかり。ごめんなさい。どんなに羨ましい環境にみえてもその人の心の内はわからない。他人の目は気にしないこと。これって本当に難しい。全く気にしなくてはとんでもない人となりになってしまう。

  • なにょう さん

    よかったです。パニック障害で救急搬送された病院で母は一喝「あなたは傲慢なのよ。」。パニック障害をただの病気とは捉えず、対処療法だけで終わらせることなく向き合っていく。怖かったろうな、きつかったろうな。自分の嫌な面に向き合うのは厳しいよな。でもだからこそここに書いてあることは、無茶苦茶説得力がある。★本を読め、遠くを眺めよ、よく笑え、泣いたってもいい。なんのために生きるのか。「自分が何かを知るために」。

  • takam さん

    私もパニック障害ほどの重いものではないが、精神疾患を患っており、電車に乗るのが怖いことがある。長嶋一茂さんはかなり恵まれた人生を送られている方だと思っていたが、似たような経験や思いをしてきている点で非常に好感が持てた。親の背中が高すぎる分、かなり真面目な人なんだろうなと思う。一茂さんが言う通り、健康だった時に私も精神疾患に対しての偏見はあったと思うが、いざ自分がなってみると、生きる世界が変わる。人生についての考察が増えたうえ、心身の対話をし、無理をしなくなった。老子的な思考と相通じるものがある。

  • たくのみ さん

    人気の二世タレント一茂さん。親の七光のはずが、時々ドキッとする鋭いコメントを発している。野球人生からの転身のきっかけになったのは、「パニック障害」と「うつ」。「あれおかしいな、狭いな」、突然トイレで襲われた体の異常。家族と友人に支えられ、苦悩の日々を乗り越えていく。読書、空手、そして明石屋さんまの言葉。「俺の番組に出るか?」食事、ウォーキング呼吸法。「困った時は書店に行け!」「逃げるのでなく、しのぐことが大事」一見とぼけたコメントの裏にある、したたかな自信とその理由が見えてきました。

  • さちめりー さん

    自分だけじゃないんだと実感できる良著。パニック障害の当事者の素直で真っ直ぐな言葉。顔のわかる著名人なので著者を生の人間としてイメージしやすい。飛行機やアクアラインなど恐怖のツボが同じすぎておもしろいくらい。素直で信じやすくて少し危なっかしいところもあるけど、パニック障害で辛い思いをしている人を何とか助けたい、というアツい気持ちが伝わってきた。

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