編集長の条件 醍醐真司の博覧推理ファイル

長崎尚志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103321736
ISBN 10 : 4103321733
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
328p;20

内容詳細

フリーの漫画編集者・醍醐のもとに突如舞い込んだ、編集長就任依頼。一度は断るものの、前任の編集長・南部が不可解な死を遂げていたことがわかる。さらに、彼が生前「絶対に勝てる大人向けマンガ雑誌」を思いついたと話していたのにも興味をひかれ、依頼を引き受けることに。一方、出版関係専門の調査員・優希は、別の理由で南部の調査を任されていた。タッグを組んだ二人の手がかりは、作者不明の古い画稿・謎を追って辿り着いたのは、戦後史最大の謎と言われる国鉄総裁の迷宮入り事件「下山事件」だった―!?

【著者紹介】
長崎尚志 : 作家、漫画原作者、漫画編集者。出版社勤務時代から様々な漫画作品の編集を担当し、週刊漫画雑誌の編集長も経験。後に退社しフリーとなる。漫画原作・脚本、リチャード・ウー名義で作品もある。2010年『アルタンタハー 東方見聞録奇譚』(講談社)で小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    ご存知、浦沢直樹さんとのコラボが多い原作者の面目躍如のシリーズ小説です。前の2作も読んだのですがすっかり忘れています。今回は主人公がある青年向けコミック週刊誌の編集長にスカウトされますが、前任の編集長の不自然な死に方やコミックに関する話題がかなりありこの方面に興味のある方には面白く読めます。私は紙芝居や貸本についてのこの中での話題に興味を覚えました。最近の人は殆ど知らないと思います。

  • Bugsy Malone さん

    シリーズ第3弾。転落死した前任者に代わり、大人向けマンガ誌再建に向け新たな編集長に就任したフリー編集者醍醐。嫌われ者だった前任者の事故死の謎を絡めながらマンガ誌作りも描いて行く上手さに冒頭からのめり込んでしまう。その後も紙芝居から漫画となり貸本に移り変わる様、更に下山事件に優希の父の死の闇と興味は尽きず、そしてそれらをひっくるめ人の弱さと強さ、危うさを描いたエンディング、全く面白い、次作もホントに楽しみ。

  • buchipanda3 さん

    マンガ業界×ミステリもの。期待に違わず楽しく読めた。謎めいた事件、マンガ編集の蘊蓄、さらに戦後の歴史と色々と詰まっていて読み応えあり。一つ一つの要素はそれだけでも十分な面白さだった。特に紙芝居から貸本と今のマンガ業界に繋がる流れが興味深かった。そして昭和の某事件の見解も面白い。まさにマンガで読みたくなる話。メインの事件も二転三転と楽しませてくれる。ただ、肝心の南部のキャラがぼやけていた印象があり、真相が判明しても入り込めなかったところがやや残念。それでも全体として満足な作品。過去のシリーズも読もうと思う。

  • ゆう さん

    図書館本。シリーズ3作目。とある編集長が屋上から転落死。事故か事件か。下山事件を題材に、今回は醍醐がスカウトされて、フリーから会社員復帰?、編集長に大抜擢ということで、部下が出来る。前作までは気分屋で面倒なだけの人だった気がするけど、醍醐って仕事出来る人だったんだ、と改めて再認識。短期間の上司だったら良さそう。長期はボロがでちゃうかもしれないから(笑)優希とお姉さんがちょっと歩み寄れたようでよかった。

  • スミレ さん

    マンガ編集者の醍醐が活躍するシリーズ3作目です。 1作目は、ドラマ化されたため読了済み。今作もドラマ化を機に読みました。 南部という編集長の死の真相を追って、醍醐と女探偵の優希が再びタッグを組みます。 最初はなかなか入り込めませんでしたが、物語が進むにつれ引き込まれました。 実在の漫画家や実際に起きた未解決事件が関わるので、まるでノンフィクションのよう。 意外に涙腺が弛んだラスト。 ドラマを観るのが楽しみです。

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長崎尚志

小説家、漫画原作者、脚本家。出版社勤務後、独立。2010年、『アルタンタハー 東方見聞録奇譚』で小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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