デンマーク人牧師がみた日本 明治の宗教指導者たち

長島要一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784784218608
ISBN 10 : 4784218602
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
309p;20

内容詳細

一九一一年に来日したデンマーク人牧師、カール・スコウゴー=ピーターセンは、寺社を見て歩き、日本人の宗教観を探り、指導者たちに話を聞いてまわった。無名の一「西洋人」によるインタビューからは、明治末期の指導的立場にあった人々が感じていた日本の問題点やキリスト教との関わりが、時には美化され、時には赤裸々に伝わってくる。帰国後デンマークにて刊行された印象記『現代の日本から』を本邦初公刊。スコウゴー=ピーターセンによって「誤訳」された「日本」を知ることで、「異文化理解」への再考をせまる。

目次 : 解題(『現代の日本から』成立の背景と本書の着眼点/ デンマークにおける日露戦争後の日本観―武士道とキリスト教/ カール・スコウゴー=ピーターセンと日本への視察旅行)/ カール・スコウゴー=ピーターセン『現代の日本から―個人的な印象』(山並みを越えて/ 寺社と祭り/ 指導者たちとその性格/ 訪問の成果―三つの共通点/ 日本人の特徴)/ 付録(宣教師イェンス・ウィンテルの観察/ 内村鑑三『デンマルク国の話』)

【著者紹介】
長島要一 : 1946年生。コペンハーゲン大学博士課程修了(比較文学・日本近現代文学)、コペンハーゲン大学DNP特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • koochann さん

    1911年に来日し、出会った仏教・神道・キリスト教指導者たちへのインタビュー。海老名弾正、内村鑑三、植村正久、山室軍平、賀川豊彦その他多くのキリスト教指導者たちについて、多くが武士階級で、儒教の影響を受けた人が多いという著者の説明は、日本のキリスト教のその後の性格を物語っている。海老名リベラル神学との意見相違!記述が臨場感に富む。新渡戸稲造の「武士道」が日露戦争で活躍した日本への関心の高さから話題を呼んだのは凄く理解できること。

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