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「わいせつコミック」裁判 松文館事件の全貌!

長岡義幸

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860860110
ISBN 10 : 486086011X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2004
Japan

Content Description

日本からエロマンガが消えるか!?宮台真司氏、園田寿氏ほか、弁護側意見証人に著名人が次々証言台に。マンガがわいせつ罪に問われたわが国出版史上初の裁判劇の記録。

目次 : プロローグ 出版史上初、「わいせつコミック」裁判はじまる/ 第1章 勾留理由開示公判―逮捕・勾留の不当性を訴える/ 第2章 家宅捜索・任意取調べ・一斉逮捕―摘発に踏み切った警察の真意を疑う/ 第3章 第一回公判・今後の展望―弁護団の意気込みが伝わる初公判/ 第4章 第二回、第三回、第四回公判―検察側証人が証言台に/ 第5章 第五回、第六回、第七回、第八回公判―弁護側意見証人が証言台に/ 第6章 第九回、第一〇回、第一一回公判―だれもが無罪を確信した/ エピローグ 不断の闘いこそが重要

【著者紹介】
長岡義幸 : 1962年、福島県生まれ。福島高専卒、早大2文中退。出版業界紙記者を経て、フリーランス(インディペンデント)記者。関心分野は出版流通、表現の自由、子どもの権利ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すべから

    私は、表現にゾーニング以上の規制はいらないと思っている派。急にしょっぴかれた普通の18禁漫画家と出版者の裁判の話だが、結末まで書いてなかったので、調べて愕然。そんな馬鹿な!?被害者もいないのに曖昧な基準で犯罪者に仕立てあげられちゃうんじゃ憲法も法律もあったもんじゃない。ろくでなし子裁判も本質は同じなんだろうが、表現が自主規制ばかりになって当たり障りのないものばかりになったら表現だけでなく、自由が死ぬぞ!こんなことがあるなら自主規制の多すぎるテレビや映倫も安易に責められないな。

  • ニコラス@ケンジ

    問題になったそのマンガ自体読んでないのでなんとも言えないけどわいせつなんていう感覚的主観的な要素を規制しようというのがそもそも無理な話ではないかと。そもそも裁判官がマンガの芸術性なんか認めるはずはないのはハナから予想できるけどこれ見る限りでは確かに向こうの理論はめちゃくちゃな感じよね

  • りぃ

    「絵画は実物と異なりいやらしくない」とか「(成年コミックを指して)人前で読めると思いますか」などという裁判のやり取りがなんとも。わいせつ・いやらしさのなんたるかが余計にわからなくなってくる。

  • 「こうあるべき」という潔癖性にも似た結論ありきの議論が、言論統制めいている。問題は「エロ漫画」が取り締まられた事ではなく、「司法の恣意的な判断でかくも表現者は容易に犯罪者へと陥れられる」という事実。「エロ漫画」だししょうがない、という感情論や好悪ではなく、もう少し冷静な目で何が起きたかを考えて欲しい1冊。安穏と無関係と傍観している内に、ピカレスク小説が「犯罪者を礼賛している」等と言った理由で、作者が懲役刑を受ける時代が来るかもしれませんよ?

  • ramblelazy

    wikipediaで判決を見て「はぁ!?」状態。裁判が始まった時点で判決は決まってて、あとはそれの理由付けでしかなかった。

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