切願 自選ミステリー短編集 双葉文庫

長岡弘樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575526493
ISBN 10 : 4575526495
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
追加情報
:
280p;15

内容詳細

2003年に作家デビュー後、ミステリー界の最前線で発表してきた短編小説は120編超。その中から、著者が選りすぐった5編を収録。くわえて、これまで未刊行だった第25回小説推理新人賞受賞作「真夏の車輪」を大幅に加筆修正して初収録。まさに、作家生活20周年を彩るにふさわしい一冊に。「短編ミステリーの名手」による巧妙な伏線、予想外の結末、ビターな人間ドラマを存分に堪能できる、ザ・ベスト・オブ・長岡ミステリー!

【著者紹介】
長岡弘樹 : 1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞を受賞。05年、単行本『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同作を表題とした短編集は45万部を超えるベストセラーとなる。13年『教場』が「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    長岡さんの自選ミステリー短編集6話。どれも何となく読んだ記憶がある中で、最後の『真夏の車輪』は初めて。イラストのように見えるカバー写真は長岡さんの仕事場だそうです。へぇ〜と二度見三度見の私(笑)あとがきもお人柄が伝わり、メモ取りは四面の壁のホワイトボードにというのが親近感。

  • 初美マリン さん

    読友さんのレビューを読んで。出来過ぎですよと迷走の救急隊員には思ったが。苦い確率が面白かった。ちょっと視点がことなり、新鮮でした。

  • タイ子 さん

    長岡さんは短編の名手だと改めて思う。1作品を除いて全部既読なのだが、忘れているのもあるので面白く読める。中でも一番楽しみにしていたのが「真夏の車輪」。過去の長岡作品の中でタイトルは知っていても読むことのできなかった作品なのでやっと初お目見え。あとがきで書いてるように本人の体験に基づく話だったんですね。何度読んでもどれも堪能できる短編集6作品。

  • さっちゃん さん

    短編の名手の自選短編集。『小さな約束』『わけありの街』『黄色い風船』『苦い確率』『迷走』『真夏の車輪』の6編。うち『真夏の〜』は新人賞の受賞作を加筆修正したもので今回が初のお披露目。巻末の各作品の自作解説が嬉しい。表紙のカバー写真は長岡さん自らが撮影したご自身の仕事部屋。NHKのネコメンタリーに登場した、四方を大きなホワイトボードに囲まれたあの部屋です。/さすが粒ぞろいの短編集。一般的には『教場』のイメージだろうけど、短編でピリッとバシッと決めてくれる稀有な作家さん。既読多めでも改めて名作揃いと納得。

  • sayuri さん

    「小さな約束」「わけありの街」「黄色い風船」「苦い確率」「迷走」「真夏の車輪」六話収録の短編集。装丁はご本人が撮影した仕事場のお写真。椅子の上のクッションが可愛い。『短編の名手』として名高い長岡さんだが、著者厳選の短編集という事で面白くないわけがない。突飛な設定もなんのその。リーダビリティの高さで一気に読ませてくれる。毎回ミステリの謎解き部分も楽しみだが、物語の中に血が通っていて人間味を感じられるところがいい。今回、初収録となった「真夏の車輪」は第25回小説推理新人賞受賞作品。ドキハラの展開で面白かった。

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長岡弘樹

1969年山形県生まれ。筑波大学卒。2003年「真夏の車輪」で第二十五回小説推理新人賞を受賞しデビュー。08年「傍聞き」で第六十一回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。13年に刊行した『教場』は、週刊文春「二〇一三年ミステリーベスト10国内部門」の第一位に輝き、14年本屋大賞にもノミネートされた(

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