基本情報
内容詳細
阪神大震災以降、地震予知研究は大きな岐路に立たされている。地震予知研究の新しい方向として、著者は、従来軽視されてきた電磁気学や地球化学の知見・手法を重視した“地震電磁気学”の創設を提唱する。
【著者紹介】
長尾年恭 : 東海大学助教授、東海大学海洋研究所・地震予知研究センター長。理学博士。1987年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。大学院在学中に第22次日本南極地域観測隊・越冬隊に参加、昭和基地で越冬。重力、地殻変動、地殻熱流量観測等に従事。1988年6月より金沢大学理学部助手、1995年12月より東海大学海洋学部助教授。この間1991年11月より1年間、地震予知研究のためアテネ大学物理学部へ留学。専門は固体地球物理学、地震電磁気学、地球熱学。著書に最新地震論、学習研究社、1995(共著)。地震科学最前線、科学朝日(緊急増刊)、1995(共著)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
長尾年恭
1955年生まれ。東京大学大学院理学系研究科修了・理学博士。静岡県立大学および東海大学客員教授。世界最大の地球物理学研究組織・国際測地学地球物理学連合の「地震・火山に関する電磁現象国際WG」委員長。一般社団法人「日本地震予知学会」会長ならびに認定NPO法人「富士山測候所を活用する会」理事。東海大学海
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