基本情報
内容詳細
「運動をしなければ」と、体を動かす必要性を感じている人は多いでしょう。いつまでも自分の足で歩いて、旅行やコンサートに行ったり、おいしいものを食べ歩いたりするためには、健康で、なおかつ脚力が必要だからです。しかし、なかなか筋活習慣が身につかないという人も少なくありません。一方で、最近になって、筋肉を鍛えるには、筋肉をゆっくり伸ばしながら力をこめる「伸張性筋収縮」運動のほうが、筋肉が縮むように力を入れる「短縮性筋収縮」運動よりも筋トレの効果が現れやすいという研究結果が、さまざまな研究機関から報告されるようになりました。これらの報告によると、伸張性筋収縮の筋トレを1日たった3秒間、週5日間、4週間行った結果、筋力が平均して11・5%も増えたというのです。筋肉は30代以降になると年に約1%ずつ減少していくとされています。つまり、伸張性筋収縮の筋トレを4週間続けて、約10年分以上も筋肉が若返ったことになります。そこで、本書では「伸張性筋収縮運動8秒+短縮性筋収縮運動2秒」の1回10秒で行える筋トレ「鎌田式10秒スロー筋活」を組み立ててみました。体を動かすと、マイオカインという夢の万能ホルモンやドーパミンという幸福感ややる気を得られる快感ホルモンが分泌されます。トレーニングの時間を若干延ばすことで、マイオカインの分泌を促して、誰もがやる気を持って続けられるようにと考えました。また、1回10秒の筋トレなら、日常生活のスキマ時間にも行えます。やればやるほど、ラクにトレーニングが続けられるようになるはずです。そして、続けるうちに、健康診断などの数値が改善し、疲れにくい体になっていることに気づくでしょう。「10秒スロー筋活」を習慣にして、90歳100歳になっても、自分の足で歩き続けてください。
【著者紹介】
鎌田實 : 1948年、東京都生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、赤字だった病院を再生させる。「地域包括ケア」の先駆けを作り、長野県を長寿で医療費の安い地域へと導く。チェルノブイリ原発事故後の1991年には、放射能汚染地帯へ100回を超える医師団を派遣し、医薬品を支援。2004年からはイラクの4つの小児病院へ医療支援・難民支援を行い、ウクライナ侵攻以降には避難民支援にもいちはやく着手している。東日本大震災以降、全国の被災地支援にも力を注ぐ。現在は、諏訪中央病院名誉院長、地域包括ケア研究所所長。全国各地から招かれて、地域と一体になった医療や食生活の改善、健康への意識改革を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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遠い日 さん
読了日:2025/04/08
月と星 さん
読了日:2025/01/03
シュウヘイ さん
読了日:2024/10/30
美桜 さん
読了日:2024/09/09
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人物・団体紹介
鎌田實
1948年、東京都生まれ。1974年、東京医科歯科大学医学部卒業。1988年、諏訪中央病院院長に就任。脳卒中の死亡率が全国ワーストクラスだった長野県で減塩運動をスタートさせ、「住民とともにつくる医療」を推進。長野県を屈指の健康長寿県に導いた。2005年より同院名誉院長に就任。チェルノブイリ原発事故後
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