未踏召喚://ブラッドサイン 4 電撃文庫

鎌池和馬

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048656603
ISBN 10 : 4048656600
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;16

内容詳細

恭介を待っていたのは、激甘恋人モードの『白き女王』。
ヒミツの水着タイムか、最悪の戦争開始か。

 城山恭介が朝目を覚ますと、あの最悪の未踏級『白き女王』が完璧な新妻モードで手料理を作っていた。そもそも先ほどまで恭介の腕枕で二人は一緒に寝ていたらしい。
 ……絶望してはいけない。世界はまだ終わってはいないのだから。最強召喚師たる恭介は甘えてくる女王を抱えながら、自分が置かれた状況を整理する。
『パンデモニウム』――ブラッドサイン式に代わる召喚方式を成し遂げた世界最大の『匣』であり、神格級や未踏級さえ兵器化する移動要塞に組み込まれた『頭脳』である353人の依代を救うこと……それが彼への『依頼内容』だった。
 いやしかし、どうも様子がおかしい。
 依頼主であるはずの依代が、どこにもいない。どころか、朝起きるまでの自身の記憶が消えている……。恭介は仕方なく『白き女王』と共闘、謎の要塞に挑む――! 時間無制限で贈る『白き女王』のコスプレ七変化に刮目せよ……!

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Yobata さん

    目を覚ますと隣に白き女王がいた?北海道の国際見本市DROKで三勢力が合同で手がけた移動要塞パンデモニウムに囚われた353人の依代を助けに来たはずの恭介であったが、記憶を失っていて…。デレまくり女王顕現w!いつも全て手の平の上というえげつないことしてくる女王だけど、今回はデートにチアガール,水着コスと大盤振る舞いのデレ三昧wしかもある一線ではピュア全開と今回はかなりヒロインしてるなぁ〜と思ったけど、やはり最後は戦うんだね。しかし今回は女王の意図を読み撃退に成功する…もやはり絶叫オチか…本当えげつないな…。→

  • まるぼろ さん

    今巻は最初っから「白き女王」が出突っ張りで、かと言ってそんな白き女王の力を一切使う事無く難局を乗り切った恭介のお話。三大勢力の全てに入り込んでいるデルタストン家の陰謀劇に端を発した、対白き女王のお話…だったんですが。今巻でやはり思ったのは白き女王はラスボスであると同時にメインヒロインでもあるんだなぁ、と。ラストにもあった通り白き女王の助力を良しとしない恭介が、現状では絶望的ながらもいつかは白き女王を倒し、そして彼女を正常に戻す事がこのシリーズの根幹になるのかな、と。次巻はどんな話になるのか、楽しみです。

  • 真白優樹 さん

    目を覚ましたら隣に最強の女王がいたという状況で、移動要塞を叩き潰すために戦う物語。・・・女王、性格的にも普通に最強だし戦力的にも最強だが現状、ヒロインとしても最強なのではないか。そして相変わらず世界は詰んでおり、更に救いようのない真実が明かされる。巻が進むにつれてどんどんと絶望な状況に陥っていくわけだがどうすれば女王を倒せるのか、希望はどこに残っているのか、世界を救うための道はどこに潜んでいるのだろうか。今はまだ何も見えない状況なれど、彼はまた立ち上がり歩き出す、女王を滅するために。 次巻も楽しみである。

  • サエズリ割津 さん

    最強の召喚士城山恭介が朝起きるとそこには最悪の未踏級白き女王がいて、更には恭介の記憶は欠落しており記憶を思い出すため移動要塞パンデモニウムに挑む話。献身的に世話を焼いてくれて可愛いし色々コスチューム着てくれるのにそれが世界の概念の向こう側の異界の概念レベルの神以上の存在だと思うと全然嬉しくないな。もはや勝ち負けとかではないレベルの終わりを突き付けられた恭介が白き女王に対しどのように立ち向かうのか。次巻が楽しみ。

  • ニック肉食 さん

    最強とは何か、という話に今後はなっていくのかな?結構凄い終わり方をした今回でした。内容的にはパンデモニウムに侵入して、353人の依代を助ける。という話でまぁ当然ながら紆余曲折、裏側ありで進んでいくのですが、最後で全てふっとんだ。今までやってきた事を全部ひっくり返すという展開になりました。シリーズ自体がどうなるか分からなくなってきたので、楽しくなってきたなぁという感想。後書きが物凄く気合い入っていたので、今後も期待しようと思います。女王は恐いけど、前半部分の乙女的破壊力ヤバかったです。

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鎌池和馬

2004年『とある魔術の禁書目録』(電撃文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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