基本情報
内容詳細
エロスのナラトロジーへ!文芸を通して、日本・世界の東西を考える。小説は映画にどう表現されるか?!鈴木文芸論の第3弾。江戸川乱歩の視覚。谷川潤一郎の語り方。中村真一郎、三島由紀夫による、能との関わり方。文学にはエロスと死がある。哲学がある。
目次 : 序章 トランス・ジャンル・スタディーズにおける「表現」概念/ 第1章 古今東西の演劇、及び映画―「再現」と「表現」、もしくは「現前性」(河竹登志夫の歌舞伎論/ 「再現」と「写実」/ イプセン『ヘッダ・ガーブレル』 ほか)/ 第2章 江戸川乱歩、眼の戦慄―小説表現のヴィジュアリティーをめぐって(文芸におけるヴィジュアリティー(視覚性)/ 江戸川乱歩の位置/ イリュージョンとリアリティー ほか)/ 第3章 中村真一郎と三島由紀夫―エロスと能をめぐって(なぜ、比較するのか/ 戦後日本のエロティック・フィクション/ 三島由紀夫における女性同性愛 ほか)
【著者紹介】
鈴木貞美 : 1947年、山口生まれ。1972年東京大学文学部仏語仏文学科卒業。創作、評論、出版編集、予備校講師等に従事。1985年東洋大学文学部国文科専任講師。1988年同助教授。同年『新青年』読本(『新青年』研究会編)で大衆文学研究賞。1989年国際日本文化研究センター助教授。1997年「梶井基次郎研究」で博士(学術)総合研究大学院大学を取得。同年総合研究大学院大学国際日本研究専攻教授(併任)。日文研教授。2004年総研大文化科学研究科長等を歴任。2013年停年規定により日文研及び総研大を退職退任。同名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
鈴木貞美
1947年、山口生まれ。1972年東京大学文学部仏語仏文学科卒業。創作、評論、出版編集、予備校講師等に従事。1985年東洋大学文学部国文科専任講師。1988年同助教授。同年『新青年』読本(『新青年』研究会編)で大衆文学研究賞。1989年国際日本文化研究センター助教授。1997年「梶井基次郎研究」で博
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