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ISBN 10 : 4480085394
Content Description
徳川家康が「江戸入り」して以来の百年間は謎に包まれている。たびかさなる「天下普請」によって都市インフラが整備され、戦国時代の江戸湊は百万都市「大江戸」に変貌した。そして、江戸の前史は地下深く埋もれてしまったのである。江戸の原型とは、いったいどのようなものだったのか?それは、入間川(隅田川)といまはなき日比谷入り江の間に突き出た半島、「江戸前島」だった。こうして、江戸の記憶がつぎつぎと復原されていく。臨海の低地にはじめて進出した私たちの祖先は、継続的な埋め立てと土木事業をつみ重ねながら、膨大な物資や労働力の需要をまかなうべく、一大流通圏をつくりあげていったのである。
目次 : 第1章 都市の記憶(江戸の位置/ 中世の江戸湊 ほか)/ 第2章 奪われた江戸前島(家康の江戸入り/ 徳川の江戸建設 ほか)/ 第3章 日光造営の深慮遠謀(利根川から見た江戸/ 江戸と日光)/ 第4章 「寛永図」の世界(三都物語/ 「寛永図」の江戸 ほか)/ 第5章 大江戸の成立(明暦大火と復旧/ 江東地区の市街化 ほか)
【著者紹介】
鈴木理生 : 1926年生まれ。法政大学高等師範部卒業。千代田図書館勤務を経て、東京都市史研究所理事。都市史研究家。地質学・考古学の視点から実証的に都市史をとらえ直す作業は、歴史学界、建築史学界への新しい提言として注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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saga
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kk
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yooou
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OjohmbonX
読了日:2019/12/21
RYU
読了日:2018/06/04
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