全員死刑 大牟田4人殺害事件「死刑囚」獄中手記 小学館文庫

鈴木智彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094064759
ISBN 10 : 4094064753
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
208p;15

内容詳細

2004年、福岡県大牟田市で4人連続殺人事件が起きた。逮捕された暴力団組長の父、母、長男、そして実行犯の次男という一家4人に下された判決は、「全員死刑」。次男は獄中から、犯行の一部始終を記した手記を送る。受け取ったのは、暴力団取材に定評のあるライター、鈴木智彦氏だった。筆者は、あまりに凶悪かつ無反省な手記の内容と、面会した好青年とのギャップに驚きながら、事件の真相に迫る。伝説の怪書『我が一家全員死刑』が、映画化に合わせて加筆修正され文庫化。

目次 : 大牟田四人殺し/ 不良ではなく完全な「悪」/ 兄と弟、組長の父/ 死体を川に捨て、合掌/ 第二の殺人計画/ 世界の中心で愛を叫ぶ殺人鬼/ 殺人家族会議/ 二人目の殺人/ できたての死体に座る/ 「金、金、金はどこ?」/ 友を殺す/ 「心臓を撃ってとどめを刺せ!」/ 死体と家族ドライブ/ 長男の計算と誤算/ 死刑囚誕生/ 「すみません」という言葉

【著者紹介】
鈴木智彦 : 1966年、北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに。週刊誌、実話誌などに広く暴力団関連記事を寄稿する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おかむら さん

    絶版になってて図書館にも無くて読めなかった「我が一家全員死刑」が文庫になってて図書館にあったのでやっと借りれたわ。いやぁヒドいね。犯行の動機、手口、後始末が全て雑! 行き当たりばったり。現実の事件ってこんなもんなのかっと思うとかえってコワイ。次男の手記とライターの解説という構成ですが、ライターさんもかなり突き放してる書き方なのがこの事件の浅さを際立たせてます。間宮祥太朗主演て映画化したらしい。ちょっと観たいわ。

  • ましゃ さん

    とにかく胸糞悪い‥本書は死刑囚による獄中手記であるが読んで得る物は何もない。金目的で無計画に殺人を犯し、結果全く無関係な1人を含め4人も殺害した家族。親は子に殺人の指示を出し、子は親のために指示に従う。躊躇いは一切ない。寧ろ躊躇いという感情や言葉が誰からも発せられなかったという事が如何にこの家族が狂っていて、家族の誰もが「悪」なのだという事を表している。情状酌量の余地はなく、こういう人間が日本にはいるのだという事を考えると死刑はやはり必要だと思う。面白半分で読むにはキツすぎる内容です‥覚悟してください。

  • 金吾 さん

    実行犯の手記主体であるが、家族全員が身勝手かつ幼稚であることがよく伝わり恐怖を感じます。このような人たちは多分更正はしないのだろうなと思いました。

  • zirou1984 さん

    余りにも短絡的で無計画な家族殺しの、一片の同情にも値しない事件録。九州で起きた暴力団の組長一家による家族殺し、その実行犯である次男の獄中手記に著者が補足を加えたもの。どうしようもないくらいに幼稚でイキり倒すきっつい九州弁交じりの回顧録は、犯した罪と同じ位に稚拙であり、杜撰でありながらも、家族に言われた事については驚く位にせこせこと従い続ける。それは言うなれば「ヤクザ道」なる幻想に囚われ続けた者の末路であり、ただひたすらに残念だ。凡庸な悪という言葉すら値しない、ありふれた愚者による小金稼ぎの愚劣劇。

  • 井戸端アンジェリか さん

    決して上手いとは言えない文章が逆にリアルで吐き気がする。全然反省の色なし、お仕事の一環。上っ面だけ反省したり口先だけ謝罪したりされると片腹痛いので、極悪非道まっしぐらに清々しささえ感じる。ゲス兄貴も含め、よくぞ全員死刑にしてくれました。ひとりでも塀の外に残しておいたら絶対また殺るぞ。もう、九州怖い...。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

鈴木智彦

1966年、北海道生まれ。日本大学藝術学部写真学科除籍。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めたのち、フリーに。現在は週刊誌や実話誌を中心に暴力団関連記事を寄稿する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品