ヤクザと原発 福島第一潜入記 文春文庫

鈴木智彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167901264
ISBN 10 : 4167901269
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
284p;16

内容詳細

暴力団専門ライターの著者が、ジャーナリストでは初めて作業員として福島第一原発に潜入した。高濃度汚染区域で4ミリシーベルトを食らい、防護服を着た作業のために熱中症で昏倒。さらにヤクザと原発の密接な関係も全て暴露。作業員派遣で暴利をむさぼる親分が、ヤグサにとって原発は「最大のシノギ」であることを明かす。

目次 : 序章 ヤクザの告白「原発はどでかいシノギ」/ 第1章 私はなぜ原発作業員となったのか/ 第2章 放射能vs.暴力団専門ライター/ 第3章 フクシマ50が明かす「3・11」の死闘/ 第4章 ついに潜入!1Fという修羅場/ 第5章 原発稼業の懲りない面々/ 終章 「ヤクザと原発」の落とし前

【著者紹介】
鈴木智彦 : 1966年北海道生まれ。日本大学芸術学部除籍。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーライターに。週刊誌、実話誌を中心にヤクザ関連の記事を寄稿している。ジャーナリストで初めて作業員として福島第一原子力発電所に「潜入」した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hatayan さん

    暴力団の取材を得意とする著者が、3.11直後の2011年夏に福島第一原発に潜入したルポ。つてを頼って作業員になりすまし、治療に備えて大病院で造血幹細胞を保存。防護服を脱ぐ前に尿意を抑えきれず失禁するほどの苛酷な環境で2ヶ月過ごします。現場では、事故を起こしても東電が神様として君臨し続けていること、不都合を覆い隠すために暴力団と原発は共犯関係にあることを明らかに。終始高いテンションで綴られた文章には、日本が放射能の不安に覆われていたなかあえて修羅場に飛び込む決意をした著者の不安と高揚がにじみ出るようです。

  • James Hayashi さん

    自腹でガイガーカウンター(線量計)購入、造血幹細胞を採取し、命を張っての取材の割には得ているものは少ない。ソープに足を運び、サービスを受けずに取材も。著者が受けた内部被曝が心配だ。カネがある所、動く所には政治家とヤクザがいると思っていい。電力会社とヤクザは建設業界を狭間に結びついている。自分は広瀬隆の本を学生時代に読み、原発は人間の手に負える代物でないと確信した。面白かったが、これを書いてもモトは取れないでしょう。

  • きょちょ さん

    原発事故が悲惨であること、原発は不要であることは、何もこの本読まなくても理解している。 普通ノンフィクションは、著者が、伝えたい・訴えたい何かがあるはずだが、これには全くない。 芯が全くないし、支離滅裂。 実にくだらない低俗ルポ。 ✖✖✖

  • 活字スキー さん

    ヤクザ・暴力団系をもっぱらとするフリーライターの著者が、身分を隠し被災直後の福島原発で作業員として体験した現場のリアル。著者がどれだけ被曝したのか分からないが、命を懸けた潜入取材に見合った内容かと問われると正直微妙で、単純に読みものとして分かりにくかった。それは、ごく一部を除いて、関係者のほとんどが全体の状況を正しく把握出来ていなかったというリアルでもあるのだろうけど。そしてそこには建前だけのごまかしや悪質な隠蔽工作が蔓延し、ヤクザの介入も少なくなかった……と、思われる。

  • 魚京童! さん

    ぜんぶ、資本主義のせいだ!

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鈴木智彦

1966年生まれ。カメラマン兼ライター。暴力団系の取材経験が豊富

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