古代和歌の世界

鈴木日出男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480057914
ISBN 10 : 4480057919
フォーマット
出版社
発行年月
1999年03月
日本
追加情報
:
221p;18

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 袖崎いたる さん

    共同性の観点から古典文学を眺望する。うたを取り上げるとその解説によってその時代々々の特色がわかるようになっているのがよい。万葉集、古今集、新古今集と進めていくなかで政治制度も含めた時代性が、どのように和歌のかたちに結晶化されているのかを追っていくのが楽しかった。独詠歌、贈答歌、唱歌という分類もどれにも共同性が見てとれるという指摘は目新しくはないが、女歌が男性側が下手で、女性の側が上手に位置づけられるという指摘は驚いた。てっきり国産みのイザナギイザナミにしても、女性が「受身→下手」となってると思ってたから。

  • catfist さん

    めちゃくちゃ面白かった。和歌というものがなんなのか初めて理解し始めた気がする。時代背景と文学的通史に立脚しながら、そこに成立する美をも捉えた一冊。和歌を抒情性と集団性を併せ持つものとし、集団性の観点から「独詠歌」「贈答歌」「唱和」に分類したのが実にわかりやすい。こうした社会的規定があってこそ、個人の心情と人生の真理が表現されるとする。大半は万葉から古今への変遷と対比について書かれており、古今以降についてはさらり。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    今昔秀歌百撰を詠んでいたら万葉集,古今集,新古今集の和歌がでてきた。 万葉集,古今集,新古今集を読む予備知識として本書を取った。 いきなり読んでも,大海の中で溺れる。 場の共同性 類歌 歌言葉 女歌の表現性 など、形式と背景を含む,手がかりをくれる。

  • io さん

    おもしろそうなテーマだと思ったけど、なんだか読みにくくてあんまり頭に入ってこなかった。あとがきが1番わかりやすかった。

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鈴木日出男

1938〜2013年。元東京大学名誉教授

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