研修設計マニュアル 人材育成のためのインストラクショナルデザイン

鈴木克明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784762828942
ISBN 10 : 4762828947
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;21

内容詳細

効果的で,効率的で,魅力的な研修とは? 「教えない」研修とは? 目標達成のための「最終手段」と研修を位置づけ,学んだことがわからないままに終わってしまう事態からの脱皮を図る。何をどう教える(学ぶ)かだけでなく,なぜ教える(学ぶ)必要があるのかを徹底的に問い,業務直結型で組織に貢献できる研修設計をめざす。

◆中原 淳 氏 推薦! (東京大学准教授)
研修の目的とは「教えること」ではない。それは学習者が「自ら学ぶ」ことを手助けし,学習者に「変化」が起こることだ。成果につながる行動ができる人材育成のみならず,仕事の現場に「学習する文化」を拡げることをも指向する。次世代の人材開発がめざす地平は,ここにある。

◆池上 敬一氏 推薦!
(獨協医科大学越谷病院救命救急センター/日本医療教授システム学会代表理事)
「患者安全研修を行ってもヒヤリハットが減らない」「シミュレーション研修の成果がでない」 この現状を打開するツールがインストラクショナルデザインです。本書を医療教育者・病院の研修担当者に推薦いたします。

◆好評の姉妹書
『教材設計マニュアル◆独学を支援するために』
『授業設計マニュアルVer.2◆教師のためのインストラクショナルデザイン』http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4762828831
◆好評の関連書
『教師の学びを科学する◆ データから見える若手の育成と熟達のモデル』
『21世紀型スキル◆学びと評価の新たなかたち』


◆主な目次
◇導入課題「研修の現状をチェックして改善策を考えよう」
第1章 研修設計へのシステム的アプローチ
第2章 教えないで学べる研修を着想する
◇課題1「研修発注書をつくる」
第3章 研修のメリットを主張する
第4章 行動変容として研修の成果を定める
◇課題2「研修企画提案書をつくる」
第5章 研修の学習成果を定める
第6章 研修以外の実現方法を検討する
第7章 教えないで学べる研修を設計する
◇課題3「研修評価計画書をつくる」
第8章 研修の評価・改善を計画する
第9章 行動変容をモニタリング・支援する
◇課題4「貢献構想メモをつくる」
第10章 研修部門をアピールする
第11章…

【著者紹介】
鈴木克明 : 1959年千葉県に生まれる。国際基督教大学教養学部(教育学科)、同大学院を経て、米国フロリダ州立大学大学院教育学研究科博士課程を修了、Ph.D(教授システム学)。東北学院大学教養学部助教授、岩手県立大学ソフトウェア情報学部教授などを経て、熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻、教授。専門:教育工学・教育メディア学・情報教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • たくみくた さん

    研修の目的とは「教える」ことではない。それは学習者が「自ら学ぶ」ことを手助けし、学習者に「変化」が起こることだ。成果につながる行動ができる人材育成のみならず、仕事の現場に「学習する文化」を拡げることをも指向する。次世代の人材開発が目指す地平はここにある 。by中原淳

  • えび さん

    会社で研修をやってみたいと思って読んだ。 何を学んだか分からない意味のない研修はやりたくないので、この本はかなり役にたちそう。 研修で目指すゴールをクリアしてる人は研修に参加しないで良い。その為には研修によって何が出来るようになるのかを明確にしなければいけない。さらに研修が終わったあとの評価も重要。最終的には教えずとも自分で学ぶ人を育てるというのが凄いと思った。 正直文章や構成的に読みにくい所もあったが、手元において参考にしてみたい。

  • りんだ さん

    「研修はなるべく少ない方が良い」という言葉があった、 研修系のベンダーには耳の痛い言葉である… まず、研修は最終的に数字につながるものでなくてはならない。そのためのシナリオ、ロジックを組み立てることが重要。 そのうえで、効果的に設計をしていくためには、対象者それぞれのパフォーマンス、置かれた状況を把握することに加え、「教えない」ことを前提に設計すること。 対象者は「こうだから」、学習項目は「全部学ばないといけないから」ではなく、それぞれに合わせたチューニングが必要である。

  • ノベルダイバーびすけ さん

    転職活動中の職種研究のため図書館で借りて通読。 非常に良書。人材開発という分野を、一種の学問と呼べるレベルまで体系化されていた。 もしいつか携わることになったら、是非購入したい一冊。 【面接の武器となりうるメモ】p.140l.23〜

  • くまきち さん

    これは良本。何がいいって、教育研修を事業の一環として考えていて、スタッフ業務としてあきらめていない。 参考になる。

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