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短編小説集 ペリカンホテル

鈴木いづみ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784892570391
ISBN 10 : 4892570397
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2004
Japan

Content Description

鈴木いづみ再臨。絶望の彼方に遊ぶ、恋人たちの風景。初期作品から、静謐な諦観に包まれた晩年の掌篇までを収めた短編小説集。初の単行本化。高橋源一郎による解説「先駆者の悲しみ」も掲載。

【著者紹介】
鈴木いづみ : 1949年7月10日、静岡県伊東市に生まれる。高校卒業後、市役所に勤務。1969年上京、モデル、俳優を経て作家となる。1973年、伝説となった天才アルトサックス奏者阿部薫と結婚、一女をもうける。新聞、雑誌、単行本、映画、舞台(天井桟敷)、テレビなど、あらゆるメディアに登場、その存在自体がひとつのメディアとなり、70年代を体現する。1986年2月17日、異常な速度で燃焼した36年7カ月の生に、首つり自殺で終止符を打つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りっとう ゆき

    [再読] 終始ただよっている、冷めきった空気と、狂気。ときどき心の中のすき間を埋めたくなって、誰かを求めてるひとたち。 興味と、すこしの共感で、読んでしまう。

  • ルミー

    ジョエルの話大好きだよねぇ あと主人公は本牧か葉山生まれも多いよねぇ。鈴木いづみの素晴らしさ(キレの良さ)は全てファーストコレクションに収録されているから、セカンドコレクションまでやらなくてよかったかも読まなくていいかも笑

  • k

    『赤い部屋』に出てくる男には覚えがある。要注意。

  • 4545

    短編集。まぁ、どれも、それなりに。 解説を高橋源一郎が書いているのだが、「鈴木いづみの作品は一つのことを繰り返し我々に伝えようとしている」と書いている。それは、「わたしは、抑圧され続けて、ついに自分が何なのかわからなくなってしまった母親の元を離れて、自由な世界に飛びだしたの。そしたら、どうでしょう。そこにいたのは、バカな男ばかりだったの!」だって。引用ばっかりだが、すごくまとを得ていると思う。オレにこんな分析はできないが、さすがだ高橋源一郎。

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