フォークソングの東京・聖地巡礼 1968‐1985

金澤信幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062207003
ISBN 10 : 4062207001
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
207p;19

内容詳細

渋谷で忌野清志郎と仲井戸麗市と泉谷しげるが出会い、三田で頭脳警察とはっぴいえんどと吉田拓郎がすれ違った。高田馬場、高円寺、吉祥寺、福生…事件と伝説のライブと名曲誕生の舞台をめぐる。

目次 : 台東区山谷 東京のフォークはここから始まる―1968年9月1日 岡林信康「山谷ブルース」発売/ 新宿厚生年金会館(新宿区新宿) 小田和正が、赤い鳥に衝撃を受けた日―1969年11月2日 第3回ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト決勝/ 御苑スタジオ(新宿区新宿1丁目) 岡林、はっぴいえんどを発見す!―1970年2月4日/ 大田区蒲田・羽田 母の導きにより、鈴木慶一とあがた森魚が出会う―1970年3月/ 青い森(渋谷区宮益坂) 清志郎、泉谷、古井戸の青春の日々―1970年8月 古井戸結成/ 日比谷野外音楽堂(千代田区日比谷公園) ロックにおける日本語論争と「日本語のふぉーくとろっくのコンサート」―1970年9月16日 第1回日本語のろっくとふぉーくのコンサート/ 武蔵野市吉祥寺 高田渡的吉祥寺の日常―1971年7月 武蔵野タンポポ団結成/ 後楽園球場(文京区後楽) グランド・ファンク・レイルロード「嵐の後楽園球場コンサート」にモップス出演―1971年7月17日/ 慶應義塾大学三田キャパス(港区三田) 知られざる「慶応三田祭事件」の真相―1971年11月6日/ 国立市 忌野清志郎の青春をたどる―1972年2月5日 「ぼくの好きな先生」発売〔ほか〕

【著者紹介】
金澤信幸編 : フリー編集者。1955年、東京都に生まれる。法政大学社会学部を卒業後、編集プロダクション、雑誌編集部を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • fwhd8325 さん

    年齢を重ねてくると、あの時が伝説になったりしていて、妙に不思議な気持ちになります。フォークソングの世界は、こどもだった私には突然登場したような印象があります。それは「バラが咲いた」ではなく「帰って来たヨッパライ」でした。そして、フォークという世界を決定づけたのが吉田拓郎です。ちょっと斜に構えた拓郎がとてもかっこよかった。フォークの世界は、自らの言葉で語ることを教えてくれたように思います。この著書は、あの時を思い出すと同時に、負け惜しみでなく、今よりももっともっと東京が魅力に溢れていたんだと感じます。

  • 阿部義彦 さん

    フォークソングの大検証所謂メジャー(吉田拓郎、井上陽水、かぐや姫)から草の根インディーズ(泉谷しげる、高田渡、RCサクセション)日本語のロックの開拓者(頭脳警察、はっぴいえんど)までその他ユーミン、さだまさし、森田童子、山崎ハコまでの人物像とそれらの音が奏でられた場所(既に現存していないものも有りますが)を巡る貴重な証言が様々な文献と著者の実体験(グランドファンクのコンサートを見たなんて!)を通して語られます。赤い鳥とオフコースの一騎打ちのライトミュージックコンテストなんて大迫力です!

  • mawaji さん

    田舎の中学生でも高円寺や阿佐ヶ谷の存在は知っていました。「はっぴいえんどによってもたらされた『日本語ロック論争』はキャロルによって一蹴され、サザンオールスターズの登場により無意味なものになった」という一文は感慨深いものがあります。RCサクセッションの由来は「ある日作成しよう」ではなかったのか。パックの2部は睡魔に勝てずカセットに録音して聞いたものです。中学校の担任の原田先生が卒業文集にガリ版で寄せてくれた吉野弘「夕焼け」を高田渡が歌っていたとは。聖地巡礼したくなる一冊、とても興味深く読みました。続編希望。

  • 犀門 さん

    No. 114★★★☆☆ずばりフォークソング世代だが、著者より少し後。なので、はっぴいえんどにまつわる話は興味深く読んだ。それと、ユーミンの『卒業写真』の背景を知れたのも収穫。

  • モモンガ さん

    お、懐かしい!と書くと、トシがばれますが、日本のロック・フォークの黎明期を「ここでこんなことがあった」という切り口でうまく書かれています。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品