金子義保

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本

炎症は万病の元 生活習慣病の真実、医療の現実

金子義保

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基本情報

ジャンル
：
物理・科学・医学
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784120044021
ISBN 10 : 4120044025
フォーマット
：
本
出版社
：
中央公論新社
発行年月
：
2012年09月
発売国
：
日本
追加情報
:
２１７ｐ；20

内容詳細

慢性炎症に加齢炎症が加わることで、生活習慣病はさらに増えていく。なぜ生活習慣病はかくも蔓延しているのか。発症の仕組みから医療の現実までを冷静・冷徹に描ききった、著者渾身の書き下ろし。本当の健康を手に入れたい人のために―。

目次 : 第１章　環境因子が引き起こす慢性炎症（激増する病気と食/ 食物が促進　ほか）/ 第２章　生活習慣病と慢性炎症の関係―薬は効かない（肥満と慢性炎症/ 糖尿病　ほか）/ 第３章　先端医療でも治せない（慢性炎症研究の最前線/ 慢性炎症と臓器不全　ほか）/ 第４章　生活習慣病の蔓延と医療（社会・経済の状態と健康/ 国策「医療費削減」と医療崩壊　ほか）/ 第５章　幸福度指数時代の「根拠に基づく」医療（幸福のパラドックス/ ＧＤＰからＧＮＨへ―健康を求める社会の到来　ほか）

【著者紹介】
金子義保 : １９４４年、埼玉県生まれ。１９７０年、東京大学医学部卒、医学博士。アルバート・アインシュタイン医科大学研究員、東京大学医学部講師、東京大学医学部附属病院総合内科外来医長。内分泌代謝病、肝臓病、肝癌の遺伝子治療などを研究。現在、株式会社シー・エッチ・エル未来医学研究所所長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • hicky さん

    読了日：2016/04/01

    現代の医療問題を的確に書かれた本だと思う。以前は感染性疾患が多く抗生物質が問題を解決したが、現代は生活習慣病である糖尿病、高血圧、高脂血症は薬では治らない。原因は慢性炎症で食生活を変える、運動を行うなどで治していくのが得策である。

  • ATS さん

    読了日：2015/10/16

    ★★★★☆慢性炎症から現代が抱える問題まで広く書かれています。比較的読みやすく、勉強になりました。良書だと思います。『進歩とは、遠くの青い鳥を追い求め、身近にある幸福を失っていく過程なのかもしれません』（P144）

  • 最終バック九番手 さん

    読了日：2012/11/25

    主に感染症を相手にしてきた現在の西洋医学では生活習慣病に対応しきれないどころか有害なことも多々あるので医療側に一任せずに自分自身で根拠のある情報をもとに心身をコントロールしていくべきという主張…糖質制限には懐疑的ながらも全否定はしていない…参考文献：あり…初版発行：2012年9月25日…本体1300円

  • GIGI さん

    読了日：2020/11/04

    単なる健康本ではありません。薬は薬品会社の広告宣伝費を回収するため、医療費は政治的思惑によって決定されている。医療・薬品村の常識は、患者の健康を保証するものではないという衝撃の事実。がん治療は本当にこれでよいのか？糖尿病っていったい何なの？今を無条件に信じて食い物にされるか、一見非常識にみえるけどエビデンスに基づく現実に向き合って、自分で判断していくのか。健康って、幸福って、生きるって何なのか。いろいろ考えさせられるし、緑十字の薬害を思い出しましたね。無知は罪。現代社会は平和に見えるサバンナなのね。

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金子義保

１９４４年、埼玉県生まれ。１９７０年、東京大学医学部卒、医学博士。アルバート・アインシュタイン医科大学研究員、東京大学医学部講師、東京大学医学部附属病院総合内科外来医長。内分泌代謝病、肝臓病、肝癌の遺伝子治療などを研究。現在、株式会社シー・エッチ・エル未来医学研究所所長（本データはこの書籍が刊行され

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