付添い屋・六平太 麒麟の巻 評判娘 小学館文庫

金子成人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094063110
ISBN 10 : 4094063110
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

大名の上屋敷は、藩主も居住する公的な場所である。それに比べて監視の目が薄い下屋敷の風紀は乱れやすい。酒を呷り、女を連れ込んで大騒ぎする者もいた。また、参勤交代でやって来た国元の侍と常時江戸詰めの侍の諍いも絶えなかった。付添い稼業を営む秋月六平太は、四谷・相良道場の門弟でもある。道場に隣接する笠松藩石川對馬守下屋敷の使い方、横田邦士郎が相良道場に駆け込んできた。笠松藩は刃傷沙汰を起こした邦士郎の引き渡しを要求。道場側の交渉役となった六平太に、藩剣術指南役の唐沢信兵衛は剣での決着を挑む―。日本一の王道時代劇第八弾!

【著者紹介】
金子成人 : 1949年長崎県生まれ。72年『おはよう』で脚本家デビュー。97年、第一六回向田邦子賞を受賞。『付添い屋・六平太』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やま さん

    浪人の秋月六平太が、付添い屋を生業とする人情物語。六平太が世話を焼いた元旅籠町の代書屋「斉賀屋」で働く博江の楚々としたたたずまいが、江戸の人気番付に載った。大変な騒ぎになり博江は困惑する。ひとりで頑張って生きて行く博江が気になっていく。1830年頃の江戸の町の風情がこまやかに書かれています。町人文化が大きく花開いた江戸が楽しく、想像が膨らんでいきます。シリーズ8作目。2016.07発行。字の大きさは…小。2022.08.01〜02読了。★★★☆☆

  • 真理そら さん

    付添い稼業で出会う人たちの話は人情話も含めて楽しいのだが、肝心の六平太と佐和の兄妹の行動には釈然としない気分が残る。六平太のなんとなく中途半端な性格という設定は付添い話を邪魔しない感じでいいのだが、お佐和さんてこういう性格だったかなあ、と思う場面もちらほら。

  • むつこ さん

    付添い仕事の大お得意の飛騨屋さんとかかわって5年経ち、道場破りの手伝いをすればやっぱり強い、何かもったいない主人公・六平太シリーズ8作目。今回は男の未練がましさが目立つ内容だった。芝居の観劇に付添うほど登世はお嬢様なのに江戸っ子らしい気質、武家の娘だった佐和や博江は物分かりがよいが控えめで、どの女性も言うべき時はハッキリ言う気持ちよさがある。時々佐和の家に寄る六平太に「ご飯はない」と言われる姿がおかしくて笑ってしまう。

  • はにこ さん

    人を匿った相良道場に道場破りが。六平太が上手く治めたかと思ったけど、恨みを買ってやたらとしつこい。博江との恋の行方は気になるけど、それよりおりきは!?博江、あんまり好きじゃない。やはり六平太にはおりきがお似合いだと思う。このまま分からないままじゃモヤモヤするから解決して欲しい。

  • あかんべ さん

    道場破りを撃退したが、それが相手の職を奪い、命を奪う。剣ってやっぱり殺人道具なのか。六平太もこの先どう生きるのか?幕末の波に飲まれるのかな?

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人物・団体紹介

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金子成人

1949年長崎県生まれ。会社勤めのかたわら倉本聰に師事し、72年『おはよう』で脚本家デビュー。以来『太陽にほえろ!』『大都会』といった現代物から『鬼平犯科帳』『剣客商売』『御家人斬九郎』『水戸黄門』といった時代物、大河ドラマ『義経』など、数々の人気作品を手がける。2014年「付添い屋・六平太」シリー

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