付添い屋・六平太 獏の巻 嘘つき女 小学館文庫

金子成人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094063547
ISBN 10 : 4094063544
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

付添い屋で身を立てる浪人秋月六平太は、旧知の北町奉行所同心・矢島新九郎から、「打ち首獄門にかけられる罪人の、市中引き廻しに同道していただきたい」と依頼される。引き廻しにされるのは、兇盗で知られる犬神の五郎兵衛。半年前、四谷の塩問屋に押し入って五百両を盗み、殺しも働いていた。三月前、隠れ家を密告する投げ文があり、捕縛されたという。だが隠し金の在処は白状していない。五郎兵衛は死を前に六平太へ不思議な言葉を残す。五郎兵衛一味の残党たちが、六平太の身辺をうろつきはじめるのに、時間はかからなかった。日本一の王道時代劇第九弾!

【著者紹介】
金子成人 : 1949年長崎県生まれ。72年『おはよう』で脚本家デビュー。97年、第一六回向田邦子賞を受賞。『付添い屋・六平太』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • やま さん

    天保二年(1831)八月。浅草元鳥越の市兵衛店に住まいして、立見流兵法の遣いてで、信濃国十河藩を出て浪人となった秋月六平太が、口入れ屋からの紹介で裕福な商家の子女の芝居見物などの付添い屋を生業とする人情物語。六平太の義妹・佐和は、火消しの音吉と祝言を挙げ、授かった勝太郎が可愛いです。元旅籠町の代書屋「斉賀屋」で働く博江は、六平太の面倒をよくみています。🌿続く→

  • 真理そら さん

    「となりの神様」が良かった。最後の場面で亀助にとっては千賀はいつまでも幼い妹のままなんだねとホロリとした。博江と六平太の仲は進展しそうで進展しない(六平太にその気がなさそう)おりきさんのうわさが届くようになってきたし、やっぱりおりきさんだよね。

  • むつこ さん

    シリーズ9作目。順調に借金を返済していた主人公・六平太は新たな借金を抱えた前作。珍しく奉行所絡みの付添い依頼をされて口入屋の忠七は機嫌が悪いが憎めない親父でこの人も江戸っ子らしい粋な人物。副題の「嘘つき女」のヒロインは13歳の少女、市井のおせっかいは爽快だ。

  • はにこ さん

    罪人の市中引き廻しの同道を引き受けた六平太。罪人が死罪になる前に残した言葉を巡って付きまとわれて大変。そんな中、他の付き添い仕事も。付き添いの仕事とは思えぬ危ないことばっかり。とてもお気楽では務まらない。博江とちょっとずつ良い感じになってるけど、おりきお推しな私はちょっとガッカリ。おりき、また出てきて欲しい。

  • あき さん

    隠し金について知らされてなかったならともかく、知らされてたのにあんなあからさまなヒントに気が付かないってのは無理があるんじゃなかろうか。「黄金色の紅葉」とまで言われればピンとくると思うのだけど。「となりの神様」が良かった。亀助が神様なんじゃなくて、裏も表もなく真っ直ぐに人を映す鏡ってことなんだろう。

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金子成人

1949年長崎県生まれ。会社勤めのかたわら倉本聰に師事し、72年『おはよう』で脚本家デビュー。以来『太陽にほえろ!』『大都会』といった現代物から『鬼平犯科帳』『剣客商売』『御家人斬九郎』『水戸黄門』といった時代物、大河ドラマ『義経』など、数々の人気作品を手がける。2014年「付添い屋・六平太」シリー

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