31年ぶりにムショを出た 私と過ごした1000人の殺人者たち

金原龍一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796672993
ISBN 10 : 4796672990
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
19cm,253p

内容詳細

31年間の服役を経て、平成20年に仮釈放された著者は、その間、1000人を超える殺人者、凶悪犯罪者たちと過ごし、対話を重ねてきた。彼らが何を語り、著者はどう思ったのか。それらを客観的に綴った獄中記。

【著者紹介】
金原龍一 : 1946年生まれ。1976年に東京都内で強盗殺人事件を起こし、無期懲役判決を受ける。大阪刑務所、千葉刑務所に31年間服役した後、08年に仮釈放され社会に復帰。現在は関西の地方都市で調理士として働く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • £‥±± さん

     日本は終身刑は無く、死刑の次に重い刑は無期懲役となるが、昔は最短15年位で出所可能な事もあったそうだ。  著者は世間の凶悪犯罪に対する厳罰化から、30年以上経って出所。  著者は激しい感情を持ち料理人他芸術的なセンスにも恵まれていた事が解る。  著者と同じ千葉刑務所に収監された元ロッテ投手の小川博に対する記述が有ると聴いて読んだが僅か数頁だった。  著者の起こした犯罪には同情の余地は無いが、償いが終わった後に通常の社会生活が送れている様子が何よりだと思った。  只心を震わせられる様な記述は無し。  

  • まりん さん

    罪を犯した人もみんな「人」なんだと改めて実感させられる一冊だった。でも、この著者の口の軽さに田代まさしと通じるものを感じた…。

  • 橘曙似 さん

    反省もした、15年と言われていた塀の中で30年も過ごした、32〜62歳までの人生を自由に過ごせなかった、とは言われても、なんとなく罪の意識や真摯さが伝わってこない。反省しているのに何故出られない、15年、20年経てば外へ出られると言われていたのに云々…という意識は、自らも被害者意識を持つようになったように感じられてしまう。殺された相手や家族にも同じだけの時間が流れているわけであって、その時間をどう過ごしていたのか、果たして遺族がこの手記を読んでどう思うかを考えると少し薄ら寒い。

  • 澤水月 さん

    克美しげるがカラオケ指導、一柳展也がエロ本マニアでSMスナイパーまで取り寄せてたとか、林郁夫の様子とか個々に興味深い話はあるがどうも駆け足感。自身の殺人を語る筆致まで軽くならずとも…

  • ヌーン さん

    31年ぶんの体験であるのだが、凝縮しすぎてかえってうすっぺらい感じです。そりゃ31年も入ってたら色んな人とも出会うよな。自分の罪について、超反省していたわりにあまり語られた感じがしない。殺人で31年が長いのか短いのか分からない。

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金原龍一

1946年生まれ。1976年に東京都内で強盗殺人事件を起こし、無期懲役判決を受ける。大阪刑務所、千葉刑務所に31年間服役した後、2008年に仮釈放され社会に復帰した。服役中は模範囚として過ごし、千葉刑務所では囲碁・将棋大会の連覇記録を打ち立てたほか、短歌クラブ、書道クラブ、バンドメンバーとして活躍し

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