「問いかけ」からすべてはじまる 詩想社新書

野村克也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908170294
ISBN 10 : 4908170290
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

「なぜか」と自問することで人は成長し、「なぜか」とリーダーが問うことで人材も組織も伸びていく。潜在能力を開花させる「問いかけ」の技術を明かす。

目次 : 第1章 伸びる人は「問いかける力」をもっている(「問いかける力」をもつものだけが伸びていく/ 「なぜできなかったか」を自分に問いかける ほか)/ 第2章 「問いかけ」で潜在能力が開花する(人材育成に必要なのは「指導」ではなく「問いかけ」だ/ 「根拠」を常に問うことで人は成長する ほか)/ 第3章 「問いかけ」で組織を伸ばす(仕事への取り組み方が変わる問いかけ/ 自分の処遇に不満をもつものへの問いかけ ほか)/ 第4章 「感性」を鍛えると人は成長する(「感じる力」を磨くことが、問いかける力を向上させる/ 無難型人間をやめてみないか ほか)

【著者紹介】
野村克也 : 1935年、京都府生まれ。54年、京都府立峰山高校卒業。南海ホークスへテスト生で入団。4年目に本塁打王。65年、戦後初の三冠王(史上2人目)。MVP5度、首位打者1度、本塁打王9度、打点王7度。ベストナイン19回、ゴールデングラブ賞1回。70年、南海ホークス監督(捕手兼任)に就任。73年、パ・リーグ優勝。のちにロッテ・オリオンズ、西武ライオンズでプレー。80年に45歳で現役引退。90年、ヤクルトスワローズ監督に就任、4度優勝(日本一3度)。99年から3年間、阪神タイガース監督。2002年から社会人野球・シダックスのゼネラル・マネジャー兼監督。06年から09年、東北楽天ゴールデンイーグルス監督。2020年2月11日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アベシ さん

    現役時代、ONの日陰に咲く花と揶揄されていたように地方ではテレビ放送もなくほとんど知らないで過ごしました。その後は晩年、楽天監督としてマー君を率いて日本一になった時、人に恵まれてるんだなと漠然とした印象だけでしたが、現役時代の努力と”人”に対する観察と洞察と、飽くなき成長意欲を知り、ソクラテスの言う無知の知が監督の人生の根底にあることを知り、育成の具体例とともに金言をたくさん頂きました。曰く、”変化とは進歩そのものだ。”、”努力に即効性はない。”、”野球とは間のスポーツ”、どの言葉も監督の生き方そのもの。

  • 江口 浩平@教育委員会 さん

    【教育】職場の同僚が読んでいるということを知り、本棚から引っ張り出してきた。野村監督の人材育成に関して書かれた本はこれまで何冊も読んできていたが、その中で「問い」というものに特化して書かれているのは初めてだった。野村監督にとって「問いかける力」こそ選手や組織の成長のために一番大切な力だと考えており、それを伸ばすために日々監督自身が選手に問いかけ続けてきたのだということが分かった。教育に置き換えてもこれはそのまま当てはまる。子どもたちに答えを教えるのではなく、問い方を教えるほうが成長に繋がるのだろう。

  • kumax さん

    野村が経験してきたこと、勉強してきたことを、「問いかけ」という手段で選手に気づきを与え、成長を促す方法を述べているが、野球だけでなく一般企業でも取り入れる価値は大いにある。いわゆる気合と根性ではなく、問いかけの中で「考える」という思考に十分な納得感が得られる。また、恵まれない環境の下、地道に努力した苦労人だからこそ心に響くものがある。あとがきより、この本は野村が亡くなる直前に書いた本とのことだが、まさに最後のメッセージとして重みのある内容だった。

  • kuri1632 さん

    これは、社会人としてリーダーだけでなく誰が読んでも参考になるのではないでしょうか?野村さんが亡くなる直前という事もあり、人間として仕事を通じていかに成長し、どうあるべきか書いてあるように思います。すごく参考になることが多かったです。

  • ktf-tk さん

    野村克也氏のラストインタビューとして没後出された本。指導者・教育者として、また学ぶ者として得るものの多かった一冊。学生のころから学習者として大事なのは疑問を持ち続けること、「分からながること」を問われ続けた。そもそも疑問を持つことというのは難易度の高いこと。ならば、指導者がすべきことは「問う」ことが大事だということがよく理解できた。やはり野村監督はすばらしい。

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