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カタツムリの謎 日本になんと800種!コンクリートをかじって栄養補給!?

野島智司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784416115282
ISBN 10 : 4416115288
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan

Content Description

日本に約800種。コンクリートをかじる?右巻き、左巻きはどっちが多い?身近だけど意外に知らないカタツムリの生態に迫る。

【著者紹介】
野島智司 : 1979年、東京都生まれ。東京農業大学農学部を卒業後、北海道大学大学院地球環境科学研究科修士課程と同大学院教育学研究科修士課程を修了する。九州大学大学院人間環境学府博士後期課程に進学した後、中途退学し、現在は福岡県糸島市に住む。個人プロジェクト「マイマイ計画」の主宰として執筆活動を行なうほか、自然観察会やワークショップを開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小梅

    面白かったです。ここで紹介されていた本が気になるものばかりでした。チェックチェック(*^_^*)

  • 藤森かつき(Katsuki Fujimori)

    カタツムリは雌雄同体、というのは知っていたけれど、互いに恋矢(れんし)と呼ばれるヤリ状の器官を突き刺しあい、互いに卵を産む、というのは驚きだった。それと、カタツムリと同じ仲間のタコやイカは、海の中でナメクジ化した生物の一種というのも衝撃だった。子供向けなのでカラーの写真やイラストがたっぷり。でも、内容は結構、専門的で、数学や、進化、遺伝子の話とかも出てくる。コンクリートを食べるのは、殻と一緒に成長するのでカルシウムを補給するためらしい。カルシウム豊富な石灰石を含んだ土壌の地域はカタツムリが多くなるようだ。

  • なにせゆっくりしか移動できないので、川をひとつ越えると、もう他の種になってしまうこともあるのだそうな。雌雄同体ということは知っていましたが、互いに自分のほうがより多くの卵を残そうとクスリ注入して争うのにはビビった。弱肉強食だわ…。他にも南東諸島では、鳥に食べられても15%はフンの中で生きていて、他の島にポトリと落ちて生息圏を広げていくというあたりには脱帽。鳥は飛ぶため、身体を軽くすることが必要で食べたものをすぐにフンにして出すから可能な話らしい。…海に落ちたフンの中のカタツムリもいっぱいいるのだろうなあ。

  • トムトム

    字が大きくてルビも振ってある。子供向けかと思ったら、意外に大人でも楽しめました!貝なのに肺呼吸ということに、改めてビックリ。陸にいるカタツムリを見慣れているから、スクミリンゴ貝を見て「水の中にカタツムリがいる」と思ったけど、貝のくせに陸にいて肺呼吸のカタツムリの方がイレギュラーだ!

  • たらお

    最近テレビでカタツムリがコンクリートをかじって、殻を作るためのカルシウムを摂取することを知った次第。本書を読むと、カタツムリは雌雄同体で、繁殖の際には恋矢(れんし)と呼ばれるヤリ状の器官を互いに突き刺すそうです。卵を産むのは大変だからできるだけ自分は少なく、相手に多く産ませようと、体内では相手からもらった精子を減少の方向にコントロールするようですが、恋矢についた分泌液は相手の体内で自分の精子が分解されないように働くそうです。いやはや、カタツムリの世界にも意外な駆け引きがあることに驚かされます。

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