メアリー・ポピンズのイギリス 映画で学ぶ言語と文化

野口祐子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784790713104
ISBN 10 : 4790713105
フォーマット
出版社
発行年月
2008年03月
日本
追加情報
:
19cm,178p

内容詳細

家族・社会・国家に関する記号に満ちた映画「メアリー・ポピンズ」。言語テキスト・視覚テキストとして多角的に読み解き、原作を含むイギリス文学作品に触れ、イギリス文化と社会についての洞察を掘り下げる。

【著者紹介】
野口祐子 : 1953年生まれ。京都府立大学文学部教授。イギリス言語文化、比較言語文化。特にイギリス小説、都市比較文化の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ソニックゆうすけ さん

    10年代のイギリスの階級、ディズニーを始めとする、映画の作られた60年代のアメリカ。特に考え方の変わる父親の成長や、煙突掃除人などの労働者の扱われ方が分かりやすく説明される。メアリーポピンズの関連本は結構出てるみたいなので、原作や映画と共に掘り下げて行きたい。

  • mmaki さん

    非常に興味深い本だった。その国の文化、言語の知識があるのとないのとでは楽しみ方が全然違うことに改めて気がつく。英語…勉強し直そうかしら。しかしあの狐がアイルランドとは!うーーむ。ミュージカル版はいかにも「現代のアメリカ」って感じで私は好きになれそうもない。著者の書いた最後の「自ら疑問を持ち、それについて調べ、考えてみる」ことが大切だという言葉には多いに共感する。子供を育てるにあたって私が心がけていきたい点である。「マイフェアレディ」の方も本になっているそうなのでぜひ読みたい。

  • 奥山 有為 さん

    映画「ウォルト・ディズニーの約束」がこんなんだった

  • スクラ さん

    映画を観る前、観た後どちらに読んでも楽しめる作品

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人物・団体紹介

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野口祐子

1996年東京大学法学部卒業。1998年4月弁護士登録(東京弁護士会所属)。アメリカ合衆国スタンフォード・ロー・スクール修士課程(J.S.M.)及び博士課程(J.S.D.)修了。現在、森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士、NPO法人クリエイティブ・コモンズ・ジャパン常務理事、国立情報学研究所客員准

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