中世ヨーロッパの教会と民衆の世界 ブルカルドゥスの贖罪規定をつうじて

野口洋二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784657094018
ISBN 10 : 4657094017
フォーマット
発行年月
2009年04月
日本
追加情報
:
19cm,179p

内容詳細

目次 : 第1章 新しい贖罪規定の出現とその展開(古代の贖罪制度と新しい贖罪規定の出現/ 新しい贖罪規定の展開 ほか)/ 第2章 ブルカルドゥスの『教令集』と贖罪規定「矯正者・医者」(ブルカルドゥスと『教令集』/ ブルカルドゥスの贖罪規定の素材とテキスト ほか)/ 第3章 贖罪の方法・期間および代償方法(贖罪の方法と期間/ パンと水による贖罪に代わる方法)/ 第4章 中世における民衆の世界(景観と生活の枠組み/ 迷信(異教的伝統、魔術)―魔術的世界観 ほか)/ 試訳 ブルカルドゥス『教令集』第19巻「償いについて」第1〜5章

【著者紹介】
野口洋二 : 1933年東京に生まれる。1962年早稲田大学大学院博士課程を修了。1966〜68年ジュネーヴ大学に留学。早稲田大学教授を経て、早稲田大学名誉教授。西洋中世の宗教政治史・文化史を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • じろ さん

    キリスト教が内面化する以前の異教的、ゲルマン的世界の一端。ブルガルドゥスの贖罪規定書の抄訳付き。

  • 水紗枝荒葉 さん

    「ブルガルドゥスの贖罪規定書」(11世紀)を翻訳して具体的に検討した本。初期中世のヨーロッパ民衆はキリスト教にまったく教化されておらず、多くの迷信・俗信・異教的伝統を抱えていたことが、キリスト教側の文献である贖罪規定書からうかがえる。「太陽信仰ってこのくらいの罪だったんだ」「殺人がこの程度だったんだ」「魚による性的迷信ってなんだよ」など、割と俗な楽しみ方ができる。

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