ルビィ 講談社文庫

重松清

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065208656
ISBN 10 : 4065208653
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
追加情報
:
400p;15

内容詳細

作家の仕事に疲れて自殺を図ったダザイさんは、一人の少女・ルビィと出会った。三年前に命を絶った彼女は、「七人の命を救わないと天国に行けないの」。ダザイさんは、その義務を果たす旅に付き合わされ、出会った人たちの心の中に自分と同じ痛みを次々に見つけて…。命の哀しさと尊さに涙する感動の長編。

【著者紹介】
重松清 : 1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。’91年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、’10年『十字架』で吉川英治文学賞、’14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ウッディ さん

    自殺した中年作家が出会ったのは、17歳で命を絶った女子高生のルビィ、死ぬはずの7人の命を救うという使命を果たそうとする二人のファンタジー。自殺によってすべてが終わるのではなく、残された家族の苦しみが始まるという事実を知ったルビィは、自分の行動を後悔するとともに、命の価値を軽んじている若者への著者さんのメッセージだったように思った。ただ、母の愛情を感じられなかった銀行員、音楽への夢を諦めたタクシードライバーの話は、重松さんらしさはあったが、若者に共感してもらえるかは、疑問が残り、少しモヤモヤした。

  • となりのトウシロウ さん

    自殺した45歳の作家ダザイさん。3年前に自殺した若い女性ルビィと出会う。自ら命を絶った未成年は生きていれば二十歳になると、7日間で7人の不慮の死を防がなくてはならないという使命がある。この手のストーリー、他でもあるし、しかもこの作品は最後ダザイさんがどうなるかが最初に明かされるので、ストーリー展開に意外性はあまりない。それでも、小学校の美咲先生と卓也の話はほろっときてしまう。命の大切さ、生きるってことのすごさが語られる。最後の最後でこの作品の意味が明かされる。良い話ではあるが少しあっさりした感が残念。

  • さっこ さん

    死者の思いを手繰ったり辿ったり、重松さんらしい作品。自死した人目線で描いている作品で、辛くても生きろ、生きていくしかないんだと重松さんのメッセージが聞こえてきそうです。少し泣けた。そして少し物足りない。

  • ミッフー さん

    人の命の尊さ、苦しくとも生き続ける勇気、そう言った事にスポット当てた重松らしい作品です✨三年前に気紛れからリスカし命絶ち天国に行くため七人の命を救おうと奮闘するルビィ🧚🏿‍♀️一方売れない作家活動に疲れ首を吊ったダザイさん🧟‍♂️そんな二人が母の愛を求めるエリートサラリーマン、昔の彼女と音楽を記憶から断つことの出来ないタクシー運転手、反抗的小学生(ルビィ弟)に心痛める女小学教師、野村再生工場如く救います救います🌈そして最後に救われたのは・・・それは読んでからのお楽しみ😊でも、平凡的な一冊です😜

  • ピース さん

    3年前に自殺した女子高生のルビィと数日前に自殺した作家のダザイが出会う。ルビィは7人の命を救わないと天国に行けない。そしで2人で命を救う為に現実の世界に戻ってくる。重松さんにしては珍しい設定だった。ダザイの最後の質問の答えは「十分応えたでしょう!」

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重松清

1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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