カレーライス 教室で出会った重松清 新潮文庫

重松清

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101349398
ISBN 10 : 4101349398
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
追加情報
:
277p;16

内容詳細

いつまでも忘れられない、あの日授業で読んだ物語――。教科書や問題集に掲載された名作9編を収録。言葉と心を育ててくれた作品集。


【著者紹介】
重松清 : 1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。’91(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、’10年『十字架』で吉川英治文学賞、’14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ehirano1 さん

    表題作について。エグさがいつ炸裂するのかと構えていましたがwww、エグくない作品も良いものだとしみじみと思いました。子供は親が想っている以上に気に掛けて欲しいんだと改めて実感すると同時に、本作の父が「おまえもう中辛なのか」と言うシーンは既視感があり過ぎて大汗でしたwww。

  • ムーミン さん

    やっぱり子どもを書かせたら重松清。いつも子どもと向き合うための純粋な心を取り戻すことができます。

  • Kazuko Ohta さん

    私が重松清を大好きなのは、彼に教室では出会わなかった世代だからなのかもしれません。もしも出会っていたら、アマノジャクの私は、こんなにも清廉な作品群を皮肉混じりの目で見ていた可能性があります(笑)。がんばればいいことがあるとか、努力は必ず報われるとかって、叶った人だけが言うことだと。重松清はいじめをすっかり解決するわけじゃない。つらいこと全部どこかへ運び去るわけでもない。でも、周囲には自分のことを気にかけてくれる人もきっといる。今はいいことがなかったとしても、がんばるうちにいいことがあるかもと思えるのです。

  • おくちゃん👶柳緑花紅 さん

    とても満ち足りた読書時間を過ごせた。新しい心に響くフレーズの数々。以前に読んだ作品の中にあって強く記憶に残っているフレーズとの再会。胸熱くしながら読了後のあとがきで作者が語った「教室で出会った○○」を大切にして欲しい。教室で出会った友だち。教室で出会ったライバル。教室で出会った寂しさ。教室で出会った歓び。教室で出会った悔しさ。その他もろもろ。すべてが君たちをかたちづくるものであって欲しい。この春小学一年生になる初孫へ、同じ想いを持ちつつ。。

  • しげき さん

    子供の頃の感情が蘇ったような気持ちになった。大人の世界もややこしい事が多々あるけど、子供は子供で色々と大変で必死なんだと思った。

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重松清

1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。’91(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、’10年『十字架』で吉川英治文学賞、’14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を

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