ひこばえ 上

重松清

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022516718
ISBN 10 : 4022516712
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
追加情報
:
376p;20

内容詳細

世間が万博に沸き返る1970年、洋一郎が小学校2年生の時に家を出て行った父親の記憶は淡い。郊外の小さな街で一人暮らしを続けたすえに亡くなった父親は、生前に1冊だけの「自分史」をのこそうとしていた。なぜ?誰に向けて?洋一郎は、父親の人生に向き合うことを決意したのだが…。

【著者紹介】
重松清 : 1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て執筆活動に入る。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。小説家として次々と話題作を発表するかたわら、ライターとしても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    新型コロナウィルス対策購入シリーズ第21弾、重松 清は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者らしい物語、主人公が同年代、孫の名前が私の子供に似ていることもあり、親近感が湧きます。続いて下巻へ、トータルの感想は下巻読了後に。 https://book.asahi.com/article/13208274

  • ウッディ さん

    老人ホームの施設長である55歳の洋一郎の元に、50年前に家を出て音信不通になっていた父の訃報が入る。遺品整理のため、父が住んでいたアパートを訪れた洋一郎は、父の晩年の生活を知り、意外ときちんと暮らし、自分史を残そうとしていたことも知る。優しく、涙もろくて、少し頼りない、そんな重松さんらしい主人公の物語。事故で息子を亡くした夫婦、息子に厄介者扱いされた父など、親と子そして孫を含めた家族を描いています。「ひこばえ」の意味そして重松さんがタイトルに込めた思いを求めて下巻に進みます。

  • とん大西 さん

    読み心地がいい…のではない。ほどよい居心地の良さを感じさせてくれると言ったらいいのでしょうか。寂寥の微笑、困惑の苦笑、物語に漂う控え目な切なさに…。長谷川洋一郎、57才。幼い時に別れた父との思いがけない出会い。子として、今は親として、複雑な思いにかられる洋一郎の心情。まるで我が身のことのように緩やかに沁みてくる。途中、お寺で酒を酌み交わすシーンは喜怒哀楽の何れとも言いがたい心情でポロポロ泣けてきたょ。父が子にのこしたかったもの、子が父に言いたかったこと…それは、何なのでしょうか。

  • ゆみねこ さん

    大阪万博の年、1970年に両親が離婚。48年間音信不通だった父親の死を伝えられた息子。父との最後の思い出は団地のベランダのこいのぼりだった。父の足跡をたどる息子、感想は下巻で。

  • kotetsupatapata さん

    星★★★★☆ 父親×息子×広島=重松清💦 主人公の父親の死と自身の初孫の誕生を軸に、旧友の息子の死や、トラブルメーカーの老人と今作も期待を裏切らない重松節が炸裂。 「家族」って一言で言い表せないくらい難しいという事を改めて認識させられました。 自分なら半世紀近くも音信不通になった父親がどうなろうと知ったこっちゃないのですが、周りのお節介さん達に刺激を受け、父親の過去と向き合う主人公。 下巻でどのように過去に決着つけていくのか楽しみです

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重松清

1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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