生きる力を取りもどす写真セラピー

酒井貴子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784840138048
ISBN 10 : 4840138044
フォーマット
発行年月
2011年02月
日本
追加情報
:
238p;19

内容詳細

写真が“生きる力”を高め、家族の絆を強める…。写真を通して生きる力を取り戻した人たちの豊富なエピソードと共に、どんな人にも手軽にできるセラピー効果をもたらす写真の楽しみ方を紹介する初めての本。

【著者紹介】
酒井貴子 : 1958年、神奈川県横浜市生まれ。写真家。NPO法人クローバーリーフ理事、NPO法人日本写真療法家協会代表。外資系銀行人事部長などを歴任後、2004年にNPO法人クローバーリーフを立ち上げ、医療、福祉、教育現場においてセラピーとしての写真活動を開始する。2007年にNPO法人日本写真療法家協会を設立。心理学、カウンセリング、芸術療法などの考え方をもとに、写真を通した自由な自己表現により自己回復を促し、生きる力や人間的成長を促す写真療法(写真セラピー)を実践、各地でワークショップや講演会、ファシリテーター養成講座などを開催する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • PANDAMON さん

    写真と向き合うことで自分自身と向き合っていることに気付き、写真を通した心理療法ってとても効果がありそうと思ってググって巡り合った1冊。大体のプロセスは想像していたものと一緒だった。スマホが普及している今、このセラピーは時代にマッチしているのではないかと感じた。写真をメインとしたSNSの利用者の多くは、自覚せずとも自ずとこのプロセスを辿っている気もする。非常に興味深い内容だった。引用文献のほうも漁ろう。

  • 金木犀 さん

    セラピーとしての写真利用の歴史と概要が記述されており勉強になった。自分が写真を撮り始めた時に感じたことが、著者のエピソードにおいても書かれていて共感した。また芸術療法としての写真セラピーを認知科学の視点からも分析しているため新しい知識を得ることができた。この本を参考にもっと現代に引き寄せて写真セラピーとSNSとの関わりについても調べてみたい。

  • ybhkr さん

    アートセラピーやクリエイティブセラピーというのはこうあるべき、と思いました。特別心理学の知識や資格がなくてもファティシエーターになれる。むしろ、そこから分析や解釈をすることがないからこそ、、みんが自由に撮ったり作ることができる。シャッターひとつで自分を表現することができる喜びが、写真からひしひしと伝わってくる。もっともっと自分を表現したい、思うような作品が作りたいという気持ちがリハビリに繋がっていく過程、そして残された家族にとっての慰め…写真セラピーは無限の可能性を秘めている気がする。

  • yuka_tetsuya さん

    自由に写真を撮り、印刷し、スクラップブックにまとめて自分の気持ちを自由に表現するという写真セラピーについて具体的な事例と、脳科学からの視点が書かれてある。デジカメは取りっぱなしで心に残らないが、タンジブルな物にすることによって、自分の心と向き合える。その心を未来の自分と、家族に渡すことができる。たんぽぽの周りの雪が溶けているのは植物の放熱のためである、生きている証であるというのは感動した。写真はその奥に撮っている人の気持ちを写し、さらにその後ろにそれを想像している自分が見える不思議な世界。

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