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ISBN 10 : 4750349542
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目次 : 北に行く夜行列車/ 鴨緑江を越える/ 逮捕/ 一九二〇年代の上海/ 上海脱出/ 燃えあがる中国大陸/ 水の上の亡命政府/ 花灘渓の青き流れ/ 朝鮮義勇隊と光復軍/ 重慶の臨時政府の人びと/ 大陸を濡らした血と涙/ 日本の降伏/ 祖国へ向かう道/ 喜びと悲しみの地/ 民族は分裂し…/ 北から来た人/ 監獄生活/ 明け方の引越し荷造り
【著者紹介】
鄭靖和 : 1900年、ソウルに生まれる。11歳で大韓協会会長であった金嘉鎭の息子金毅漢と結婚。20歳のとき、先に中国・上海に亡命していた義父と夫のあとを追って上海へ亡命した。義父と夫に仕えながら、独立運動資金を募るために臨時政府密使として地下組織を通じて6回にわたって朝鮮に潜入した。1932年臨時政府要人たちと共に上海を脱出、以後1945年に重慶で祖国の解放を迎えるまで13年間、中国の浙江省・江西省・湖南省・四川省の各地を転々とする。その間も、臨時政府要人の世話をしながら、韓国国民党や光復軍創建に関与し、公私ともに臨時政府を支えた。解放後の翌年1946年にようやく難民として祖国に帰還。しかし、南北分断と朝鮮戦争に巻き込まれ、夫が北朝鮮に連れ去られたばかりか、彼女も戦時戒厳下の附逆(国家反逆)罪で投獄された。その後、祖国とみずからが辿った100年近い苦難の歳月のすべてを書き残すと、1991年に生涯を閉じた
姜信子 : 1961年、神奈川県生まれ。著書・編著多数。2017年、『声 千年先に届くほどに』で鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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