さかしま砂絵・うそつき砂絵 なめくじ長屋捕物さわぎ 6 光文社時代小説文庫

都筑道夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334749200
ISBN 10 : 4334749208
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
追加情報
:
16cm,585p

内容詳細

半世紀を超える長い創作活動の中で、推理小説史に残る多くの傑作を発表してきた著者・都筑道夫のライフワーク、「なめくじ長屋捕物さわぎ」。その最後の単行本『さかしま砂絵』と、シリーズ無念の幕引きとなった「百物語」「二百年の仇討」の二作に加え、初文庫化を含む珠玉の時代ミステリー九編を収めた『うそつき砂絵』を合本。人気捕物帳シリーズ、これにてお仕舞い。

【著者紹介】
都筑道夫 : 1929年東京生まれ。十代の頃よりさまざまなペンネームで小説を発表。2001年に『推理作家の出来るまで』で第54回日本推理作家協会賞受賞、’02年には第6回日本ミステリー文学大賞を受賞。’03年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO さん

    都筑道夫さんの様々なシリーズを読んでいますが、この砂絵シリーズは江戸時代を勉強されていた都筑さんならではの作品でした。最後の作品集で途中で終わられている感じです。もう少し長生きしてほしかったと感じています。最初からもう一度読んでいこうと思いました。

  • Norico さん

    なめくじ長屋シリーズ最終巻。後半は為永春水が主役だったり、なめくじ長屋の面々は出てこないのでさびしい。最後の短編も、都築さんはまだ続けるつもりで書いたんだろうなぁと思えて、更にさびしい。

  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    いよいよ砂絵のセンセーともお別れだ。最後の「うそつき砂絵」は2編「百物語」「二百年の仇討」これで幕引きであり、他の時代ミステリー九編との合本である。砂絵シリーズは回を重ねるにしたがって難しくなる謎解きが、短編という制約の中できっちり解決されるその論理性・組み立て方が素晴らしかった。しかもその短編の中にも人情を滲ませる稀有な作家だったと言える。このシャーロックホームズを愛した都筑道夫の作品はこれからも読み続けられると思うし、そうあって欲しい。

  • 紫草 さん

    なめくじ長屋シリーズ最終巻。寂しいなあ。この巻は半分は他の作品。センセーが出てこない!という寂しさを別にすれば、これはこれでそれもおもしろかったです。

  • Radwynn さん

    なめくじ長屋シリーズ後半はマメゾーの比重が大きくなって、センセーとマメゾーのバディもののよう。マメゾー視線の地文に漂う優しさが心地いい。なめくじ長屋ものは『うそつき砂絵』の2編で打ち止め。残りは他作品。『春色なぞ暦』長次郎後の春永の、謎の奥の人の心の機微を追い求める姿勢に、ふと、物書きの業の深さを垣間みる気がした。単品収録「湯もじ千両」の武升の旦那は、上品な砂絵のセンセー、といったところか。武升を探偵役にしたシリーズは他に2編あるようで、そちらも読んでみたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

都筑道夫

昭和4年(1929年)、東京に生まれる。早川書房で日本版“エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン”の初代編集長を務め、“ハヤカワ・SF・シリーズ”の創刊にも尽力。昭和36年(1961年)に『やぶにらみの時計』で作家として再デビュー。ミステリやSF、時代小説など幅広いジャンルで執筆活動を行う。平成1

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品