拝み屋備忘録 怪談人喰い墓場 竹書房怪談文庫

郷内心瞳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801934504
ISBN 10 : 4801934501
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
追加情報
:
224p;15

内容詳細

東北の拝み屋・郷内心瞳のもとに寄ってくる怪異の数々をしたためた人気シリーズ第8弾。友人宅近くの丁字路にポツンとある墓石、その謎がわかったのは…「裏付け」、親戚から譲り受けた勉強机、しかしその夜に奇妙なことが…「由来不明」、空き家の探検でその家の縁の下に入り込んだら、そこには四つん這いの女がいて…「ムラサキおばさん」、ある日起こった集団自殺以降、15年の間にさらに多くの人間が不審な死を遂げ、忌むべき場所とされたその墓地。やがて更地となり暗い噂は忘れられていたのだが…「人喰い墓場」など収録。ここに綴られる墓場には死者は静かに冥ってはいないのだ。

目次 : 終には必ず行き着く場所/ 墓吹雪/ 裏付け/ 浮揚墓/ 過剰拝/ 停められる/ リピーター/ 目玉の作業員/ 大あくび/ 由来不明/ 先祖/ 大爆笑/ 消えた先/ さまよう者を見る/ 墓泳/ 駆け坊主/ 怪談会の打ち上げにて/ 謎の住人/ 取ったのは/ 子供呑み会〔ほか〕

【著者紹介】
郷内心瞳 : 宮城県出身。郷里の先達に師事し、2002年に拝み屋を開業。憑き物落としや魔祓いを主軸に、各種加持祈祷、悩み相談などを手掛けている。2014年『拝み屋郷内 怪談始末』で単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    実話怪談集。墓に関連する話が中心となっている。著者にしては割と穏やかな怪談が多いな。と思って読み進めていたのだが、表題作が嫌すぎる。怪談には多い曰く付きの土地がテーマなのだが、それが理不尽すぎて訪れた人間に無差別に呪いが降りかかる某映画を連想させられてしまう。あと著者独自の体験談も今回は楽しいなあ。病気の話は我が身の事も考えさせられ違うベクトルで嫌なのだが、こういうサイキックウォーズ的な話は好み。こういうの大上段から書ける作家って現在だと著者くらいだし。表題作だけでも読んだ価値ありと思える一冊でした。

  • 眠る山猫屋 さん

    あまり怖くはないかな?人喰い墓場の連鎖はなかなか不気味だったが。積み重なる業は、土地に染み着いてしまうのか。

  • あたびー さん

    題名通りお墓を舞台にした怪談が多く収録されています。郷内さんの体験もいくつかあり、「大したことないから読み飛ばしても良い」と言っとられますが、そんなことはないです😅私がいちばん怖かったのはそんな郷内さんの体験で、仕事先で遅くなってしまい山で道に迷っていると、夜中だと言うのに稼働中らしき建物がありそこで働いている人に地図を書いてもらうのですが、その作業所の中に並んでいた不気味な被り物にイヤな感じを覚えます。有名な「山の牧場」にも通じるような気味の悪さを感じました。

  • 高宮朱雀 さん

    タイトルの通り、今回は墓地や人の死に纏わる内容や奇譚が収録されている。 今回初めて思ったのだが、彼の文章は変に回りくどかったり、使う単語の位置を逆にした方が伝わりやすいのにと思わされる箇所が多かった。特に角川ホラー文庫で触れている内容や個人について、こちら(竹書房の怪談文庫)でも書いているので、あまり出版社の跨る記述の仕方は如何なものかと困惑している。 闘病で本業どころではなくなっているのだと改めて思うのと同時に治療に専念すべき時じゃないのか?と言いたい。

  • 軍縮地球市民shinshin さん

    最近頭を使う本を読んでいるので、たまにはエンタメ本を……、ということで。表題作が一番面白い。昭和30年代半ばから何人もの人が自殺をしている寂れた墓地。忽然と消えた古い四つの墓石。この墓地は土葬の時代につくられたもののようで、すでに昭和30年代には参る人も少なくなっていたとかで、どんな曰く因縁があるのか知りたくなった。

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郷内心瞳

宮城県出身。郷里の先達に師事し、2002年に拝み屋を開業。憑き物落としや魔祓いを主軸に、各種加持祈祷、悩み相談などを手掛けている。2014年『拝み屋郷内 怪談始末』で単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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