遅読術 情報化時代に抗え! ベスト新書

適菜収

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784584125977
ISBN 10 : 458412597X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
188p;18

内容詳細

本書では、厳選した本をいかにゆっくりと読むかについて述べている。世の中の「情報収集のための読書術や速読術」、また「教養を知識と同等に扱った読書論」を真っ向からぶった斬り、読書の本質をわかりやすく説く。弊社刊『死ぬ前に後悔しない読書術』に加筆、カバーも現代的なイラストを起用し新たなデザインで新書化。手に取りやすい価格帯で、大学生から熟年世代まで、幅広い層にオススメです。

【著者紹介】
適菜収 : 1975年山梨県生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さきん さん

    自分は知識や経験、人間関係の不足分を読書で少しでも補おうとしていたために、読書量が多く、速読になるきらいがあった。しかし、哲学や法学を勉強した友人を見るに線を引きながら、分厚い一冊を丁寧に何回も読み込んでいるのを見て、こういう読み方もできるようになったらいいなと最近思っていたところにちょうど良い内容の一冊に巡り合った。何をじっくり読むか考えないと。

  • 出世八五郎 さん

    「死ぬ前に後悔しない読書術」を底本とし改題大幅加筆修正したもの。題名に遅読とありますが、濫読から精読への速やかな移行を勧めています。著者の好みで音楽などにも言及されておりますが、芸術全般に共通することは昔から名盤名作と呼ばれたものを嗜むだけでいい(?)という。そして、読書において古典を勧めています。それも世界文学全集や古典です。著者の好みや精読について知識人の言説を紹介し説得させてきます。私自身はといえば未だ濫読だし、沢山読みたい。

  • 江口 浩平@教育委員会 さん

    【読書術】読書のすすめの清水店長に紹介していただき、貪るように一気に読了。筆者の歯に衣着せぬ物言いは、果たして読書を習慣としていない人々を読書に向かわせるだけのものとなり得ていたかは疑問だが(そもそも人を読書に向かわせるために本書を執筆したわけでもなさそうだったが…)、古典を読むことにより汎用的なモノの考え方を身に付けられることは確かだと思う。本書で何度も推されているニーチェもショーペンハウエルもゲーテも、その思想に共感を覚える。早速「ゲーテとの対話」を読もうと思う。

  • Tenouji さん

    古典を読みたいな、と考えていたので、丁度よい内容。「保守は人間理性を疑う」「詩や句を持ち続けている人間は強い」。自分の思いを整えながら、他者と対話していく。人間性を信頼し、無私に前に進んでいく。そういうことが、人間の文明のプロセスの基本なんだろうな。

  • 阿部義彦 さん

    うーん、また読んで損したとは思わないけどちょっと表紙と題名にやられました。皆さん要注意!この本はもともとの題名は同じKKベストセラーズから出た「死ぬ前に後悔しない読書術」でもう読んでました。新書化にあたり大幅に加筆修正をしたとはなってますが。道理で前に読んだ気がするなーとぼんやり思ってました。そして、何故にこの表紙?テレビ新聞等は時間の無駄、そしてネットも時間泥棒、そんなら古典と呼ばれる物をゆっくりと味わうべきである。理由など問わずに本を読め、としか言えないのだ。駄本と名作本の値段が変わらないのが良い所。

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適菜収

1975年、山梨県生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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